- ホーム
- > 和書
- > コミック
- > 少女(中高生・一般)
- > 白泉社 花ゆめC
出版社内容情報
ガウェインに嘆願できる立場にないと迷うたまきに、ガウェインは喜びの報いのキスをし、距離がさらに縮まった二人。
一方リエンスが宣戦布告したためにカーレオンには兵が集まってきていて!?
番外編「金の瞳のベレノス」も収録。
2023年9月刊
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
空のかなた
16
ガウェインがアンナに口付けるシーンがチョコチョコあって、そのシルエットの麗しさに身惚れてしまう。そして表紙中扉のモルゴースのカラーイラストは圧倒的な眼力。巻末の番外編「アーサー王の妹姫 金色のベレノス」はモルゴースが湖の娘だった頃。そして14歳で湖の少女の儀式の夜を迎え、ウーゼルを選びガウェインを授かる事が描かれる。王位簒奪の争いに巻き込まれ、ガウェインが殺されてしまわぬように、モルゴースは生まれ変わる。ウーゼルとマーリンに父親と妹2人を殺されたもの同然、その恨みがモルゴースを魔女へと変えていく。2024/08/11
manamuse
15
あぁぁぁぁ〜家系図が理解できなくてパニック!表紙も誰だか分からない…。とにかく魔女になったモルゴースも悲運な人なんだな〜。本編が微妙なところで終わった。次巻はいつになることやら…2024/06/25
さとちゃん
7
この巻で初めて、カバー下、本体の表紙と裏表紙のおまけまんがに気づく。今までもったいないことをしていた! 収録されている番外編が秀逸。「わたしの疵はわたしのものだ」と言える強さに憧れるとともに、そう言わなければならない立場に置かれていることの哀しさを感じた。2023/09/24
キテル
5
表紙のイケおじは、ウーサーなのね。そうかー金マビ版のガウェインパパはそう来るのか、切ないなー。モルゴースむっちゃヴィランだと思っていたのに・・・。牡鹿の面の祭、アレも正直エレインの時よりモルゴースの時の方が好みだな。そう思うと、ニムエの時は予定調和過ぎておもんないだろな。儀式としてムッチャ事務的に淡々としてそう?いや、あの!サー・ガウェインだぞ!それはないか―!! まぁ、何にしても金マビ版「アーサー王(の妹)伝説」楽しみで仕方が無いのです。 2023/09/25
かなっち
4
戦争色が強まって複雑な人間関係に疲弊する、新アーサー王伝説の第7巻です。登場人物が多過ぎて、既に頭の中はハテナでいっぱいになってるのは否めませんが。突如見知らぬ世界に迷い込んだ3人の境遇の大変さと、波乱の歴史上で愛する人ができた(きっと結ばれない)悲しさに胸が痛みます。おまけに、今巻で明らかになったガウェインの出生の秘密もかなりドロドロしていて、恐ろしさも合わさって…苦しくなりました。だから、こういう時代は嫌いなんですよ、節操なしの何でもありで(怒)。2023/11/03