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出版社内容情報
夏の終わりの暑い日。帰宅途中に影法師から祖母レイコ宛の「招待状」を渡された夏目。対応に戸惑いつつも、西村たちと川釣りに出かけるのだが、ニャンコ先生が突然…!?長編書き下ろし表題作ほか、WEBで先行公開した「レイコの肖像」「子狐のたび」、さらに書き下ろしエピローグを加えて全4編収録。
2016年10月刊。
緑川ゆき[ミドリカワユキ]
村井さだゆき[ムライサダユキ]
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ギンちゃん
34
タイトルにある「たまゆらの家」に纏わる人や妖のお話。 読み進めていくとどのお話も少しずつ繋がっていて、それぞれの想いが浮かび上がってくる。 子狐の心の葛藤に自分にとっての「居場所」とは何かをつい、少し考えてしまった。 夏目友人帳という世界は、日々の生活のなかで出来てしまった心のトゲトゲを優しく包んでくれてホッと息をつける休憩所のようなもの。 このお話たちもアニメでみてみたくなりました。2018/05/23
はな
27
図書館本。アニメのような感じでしたが原作の良さもそのままでやわらかい素敵なお話でした。レイコさんにまつわる話だったので、過去のこともあり今のこともあり、夏目と出会う前の名取さんが絡んだ話もあってギュッと詰め込まれているのもどきどきしました。原作読んでいない人にもお勧めだと思います。2017/03/13
わった
22
夏目友人帳小説第二弾。今回もとても温かさを感じられる良い小説でした。原作の空気を壊さないノベライズ、素晴らしいです。あの漫画のどこに入ってもおかしくないような、そんな空気感でした。誰かに優しくしたくなるような、そんな感覚と後書きにありましたが、まったくその通りで…。今までなんと言葉にしていいかわからなかった事を言われてしまいました。さすがです。2016/11/11
ひろ
18
夏目友人帳のノベライズ第2弾。原作と同じく、やわらかで温かい空気に充ちている。連作短編となっており、主人公だけでなく魅力的なサブキャラクターたちの心情が垣間見える。人間と妖怪の立場の違いは必ずあるものだけれども、互いに重なるところもあって、それが心に響く。改めて原作を読みたくなった。2017/06/03
FUJI燦々
16
とっても良かったです。アニメはこうした作家さんにも支えられて良い作品に仕上がっているという事が良く分かりました。なかでも子狐くんの話はとても好きなので、目次を見てすぐにその話から読んでしまいました。元々は自らの作品ではないのに作品の雰囲気を損なわずに新たな話を紡ぐというのは相当困難な事に思えるのに、この完成度は素晴らしいです。、2016/11/15
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