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出版社内容情報
街で名取の紙人形を拾い、記された地を訪れた夏目。そこには元祓い屋の父親と暮らす少女がいた。夏目は名取と共に、彼女の屋敷で起こる不可解な出来事について調査することに。周囲には彷徨う気配があり…? 夏目を引き取る前の藤原夫妻を描く特別編「塔子と滋」も収録! 2013年1月刊。
1 ~ 2件/全2件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
エンブレムT
310
誰が悪いというわけじゃなくても分かり合えないってことは多々あるし、掛け違えてしまった気持ちは時が経つほどに修復するのが難しくなっていくということもまたよくあること。そう、本当によくあることなのだ。人と人ですらそうなのだから、人と妖ならばなおのこと。けれど、分かり合うために自分に出来ることを探し続けていれば道は拓けてくるのだろう。妖が見えなくなってしまった祓い屋の前に名取と夏目が並び、朱遠様と三ツ皿が出会い、塔子と滋の元に夏目が引き取られ・・・共に居たいと願い行動し見えてくる道に、胸が熱くなりました。2013/05/25
みちゃ
185
泣いた・・・また夏目に泣かされた・・・・やさしい夏目と藤原夫妻。せつないけど、やさしさであふれてる漫画です。妖と人間の関係も、人と人とのつながりに似ていて、ジンときました。今回は、ニャンコ先生の出番は少ない感じを受けたけど、ところどころにいい味を出していたなあ!2013/02/24
円舞曲
180
相変わらずの切ない優しさに胸がいっぱいになりました。「塔子と滋」のお話が素敵でした。10周年イヤーなんですね。ますます、楽しみ~♪2013/01/15
匠
155
元祓い屋の父とその娘の一件から、名取に友人帳の存在を知られそうになり・・。さぁどうなのだろう、彼が友人帳を知ったとしたらにどう思い、それをどう扱うか。夏目をこれ以上苦しませたくないと思う彼にとって、厄介なものには変わりないのだろうけれど、夏目君にとってはそれ以前に、祖母の大切な遺品でもあるわけで。今後の展開でそのあたりどうなっていくのか、すごく気になる。それはそうと、夏目君を引き取る前の藤原夫妻を描いていた特別篇に、しみじみ感動。彼らのような心優しく愛情溢れる夫妻と出会ってくれて本当に良かった。2013/03/08
まりもん
129
名取さんと一緒に仕事をするのは安心感があったんだけど、友人帳のことがあるだけに瓜姫にさぐられて夏目が辛い事に巻き込まれないといいな。塔子さんのほんわかした感じが夏目を救っている気がした。2013/02/04




