- ホーム
- > 和書
- > コミック
- > 青年(一般)
- > 白泉社 ヤングアニマルC
出版社内容情報
「放射線症病院に14日。14日で人が死ぬんです」
愛する夫を2週間で亡くした妻。
死にゆく娘を前に何もできなかった父親。
汚染された動物たちを殺処分していく猟師。
「原発事故」で人生すべてを奪われた人々の悲痛な叫びを書き留めたノンフィクション、第2巻。
ノーベル文学賞受賞者のスヴェトラーナ・アレクシエーヴィチの名著を堂々コミカライズ。
2024年6月刊
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Aby
5
アレクシェーヴィチ「チェルノブイリの祈り」コミカライズ第2巻.「チェルノブイリ人」として差別を受けた人は,第1巻にも登場していた.興味本位で尋ねる人も酷い……が,被害者にマイクを突き付けるテレビの人,それを見ている視聴者も,皆同じだ(私を含む).2024/07/07
たけ
3
一気読み。1巻でも書いたけど、一度は読んで欲しいコミックです。2025/03/20
CHACK
2
ニンゲンがしたことのせいで、動物たちが酷い目に遭うのを見るのが辛い。2024/07/02
はぐみ
1
読んでいて辛いし目を背けたくなる場面も何度も出てくる。 この人たちはただそこに暮らしていただけだったのに。 何故故郷に帰れなくなったり、大切な人を失ったり、差別に苦しまなければならなかったのだろう。 2025/01/24
緑虫@漫画
1
★★★ 原発事故や差別の悲惨さもだけど、帝政ロシアから旧ソビエト、現代に至るまで続く、強くて冷酷な権力と民衆という関係性について考えさせられた(チェルノブイリがあるのはウクライナだけど)。2025/01/11