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出版社内容情報
舞台はプロ野球!
「死ね!」「引退しろ!」「このヘタクソ殴りてえ」
……コレ言ってるのはファン?
それとも悪意に満ちた中傷者?
うなる剛球、しなるバット、どこまでも飛んでいく白球。
熱狂のスタジアムには夢や希望や憧れだけじゃなく、おぞましいものも詰まってる…!?
ファンとプレイヤーとSNSに翻弄されるスポーツのリアル!他人事ではいられない誹謗中傷&情報開示請求ドラマ、第7巻!
2024年7月刊
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
パンダプー
11
ドラマ化だそうです。ドラマ化向いてるけどね。2024/07/14
yc
9
編集変わった?と言いたくなるくらい完成度が高い。「有名人(プロ野球選手)へと誹謗中傷」というテーマ。内容的に1話の発展版と言っていいだろう。法律面の知識だけでなく、実際に誹謗中傷されてる側、する側の人間像の描写が面白さに繋がっている。SNS空間内で誹謗中傷側が煙たがれる描写を入れたのは漫画のレベルが一段上がった気がする2024/07/22
かなっち
5
他人事ではいられない誹謗中傷&情報開示請求ドラマ、第7巻。今巻の舞台はプロ野球で、不調に悩む選手VS熱狂的ファンになります。熱狂的過ぎて、ヤジがいつしか中傷になっていました。全くそれを自覚しておらず、自分は正しいと思い込んでるのが恐ろしいですね。そういった言葉の数々が選手を苦しめ、実力を出せなくなってるというのに。この事例に限らず、「~のため」と言えば免罪符になると思ったら大間違いです‼ そして、中傷しておきながら、サインをねだる図太さときたら‼ こんな宇宙人のような相手にどう挑むのか、次巻待機です。2024/09/12
笠
5
4 新刊読了。プロ野球選手に対する誹謗中傷とその対応について。サッカー観戦を趣味とする自分にとって、ここまで取り上げられてきたテーマの中で最も身近なテーマかもしれない。作中でも、成績評価と誹謗中傷の線引きが難しいという話があったが、例えば「正直関が出てきた時点であきらめてた」というコメント。これくらいは自分でも書いたことあるレベルで、ちょっとドキッとした。死ねとかゴミとかはないが、「◯◯起用するなよ」「交代してくれ」くらいは言いたくなってしまう。正直な話、そこは受忍限度内と思っているがどうなんだろう。2024/08/05
uki
5
こんなやつおる?!いるいる……! 熱烈な野球ファンから激励と称した過度な誹謗中傷を受ける選手の話。今までになかったのが相手がそれを正義と信じ、開示請求にも「断固として戦う!だから選手も頑張れ!」となおSNSに投稿しているところ。その選手に開示請求されてるのに話を聞けない厄介さ。炎上渦中の自覚なし。そうしてエコーチェンバー化する様がわかりやすくリアルで、気持ちがモヤる〜(面白い)。そんなことを言うと「プロなのに」「相手のためを思って!」「応援もできないのか!」と聞こえてきそうだけど、そこに相手はいるのかな。2024/07/10