ヤングアニマルコミックス しょせん他人事ですから～とある弁護士の本音の仕事～ 〈３〉

富士屋カツヒト/左藤真通

白泉社（2022/12発売）

• サイズ コミック判／ページ数 160p／高さ 19cm
• 商品コード 9784592166085
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

芸能人炎上編クライマックス！
「情報開示請求をやめたい」と保田に電話してきた双子の妹・リホ。
誹謗中傷に最も苦しむ彼女がなぜ？
日本中で連日の話題となってしまったヌーヌー炎上騒動の決着はどこにある!?
そして「改正プロバイダ責任制限法を学ぼう！」2022年3月時点の総務省令案が発令されたタイミングで執筆した「情報開示請求の最先端」がここに！
新シリーズは「未成年者のネットトラブル」で加害者は中学生男子!?
誰もが今日にも被害者に、そして加害者になる、現代の闇！
他人事ではいられない誹謗中傷＆情報開示請求のリアルドラマ、第3巻
2022年12月刊

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[たまきら]

新章は「荒らし」。実態を全く把握していなかったので、その下品さと幼稚さ、そして共感力のなさに呆然としました。こういうサイバーいじめで病んでしまう人がいるのもよくわかります。未成年だからって、本当に許される行為なの？この展開は大変興味深いです。4巻探そう。

2024/04/30

[じん]

なるほどー。 勉強が必要ですね。

2024/01/07

[猿山リム]

　３巻なので基本構造は割愛。 　表紙に新キャラ出てきているが、彼の活躍は多分次巻？。 　２巻の結末と、新しいプロバイダ周りの法律を、大学での講義という形で(雑に？)解説を挟んで、未成年が悪ふざけしすぎて訴えられそうになり…の事件。 　法律解説は、講義シーンで解説するより、マンガの物語に沿って解説して欲しかった気がする、法律マンガなので。 　ココまで、誹謗中傷受けた人間サイドの物語だったが、今回、悪乗りが過ぎて加害者になってしまった子供がテーマになった。 　誰でも加害者になり得るのがこの世界の怖い所…。 　

2023/02/22

[かなっち]

誰もが今日にも被害者にも加害者にもなる現代の闇に迫る、他人事ではいられない誹謗中傷&情報開示請求のリアルドラマ、第3巻。前巻から続く、「芸能人炎上編」のクライマックスになります。「情報開示請求をやめたい」と言ってきた時にはどうなるのか不安になりましたが、無事に決着したようで安堵しました。これで散々世間を騒がせても、それでも無くならないのが悲しい性で、新シリーズは「未成年者のネットトラブル」で中学生男子が加害者です。新キャラの弁護士も登場し、家族を巻き込んだこの騒動はどこへ向かうのでしょうか。

2024/07/18

[笠]

3.5 「むーむー編」が一段落し、未成年者の加害者視点を描く「あじぇる編」がスタート。本件では配信者に対する荒らし行為、住所の暴露などが問題になっているが、少し前に炎上した寿司ペロ動画、バイトテロなど未成年者による悪ふざけが社会問題に発展した例は枚挙にいとまがない。もう随分前からネットリテラシーの重要性は言われてるんだけど、それでも事件が後をたたないのは、教育が行き届かない家庭でもネットの利用は当たり前になったから仕方ない。

2023/05/17