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出版社内容情報
獅子王戦への挑戦権を懸けたトーナメントは、
ついに零VS島田戦へ!
対局を前に、研究に没頭しすぎていた零…
三日月堂の屋台でおやつを売っていたひなたと、
久々の再会をして?
一方、対局の日も普段と変わらない朝を過ごす島田。
しかし、家を出る直前から小さなトラブルたちが積み重なっていき…
果たして定刻には間に合うのか!?
「じゃあ 始めようか」
師弟の一局が幕を開ける――
鐘の音は『ふるさと』を奏で鳴り響く。
2025年9月刊
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
マッピー
95
次巻で最終巻になるらしい。物語的にはこの間で終わってもよかったと思う。将棋以外何も持たなかった桐山零が、気づいたから。「あんなに欲しかった わかり合える人(ともだち)は いたじゃんか 最初から ぼくの となりに」でも、気づいたあとも将棋は、勝負は続くのだ。そして島田さん。どんくさいほどお人好しでいい人で、ストイックで、厳しくて淋しくて暖かい人。この人は一生、このスタイルの将棋を指していくんだろうなあ。たった一人で将棋に向き合っていくんだろうなあ。次の扉を開けたいという渇望に身を焦がしながら。2025/09/30
ちいこ
94
相変わらずぎゅうぎゅうに詰め込まれて、呼吸が浅くなりそうだった。島田さんのモノローグが、しっかり三木さんのお声で流れて、泣きそうだった。2025/09/30
ネギっ子gen
70
【「ネガティブな気持ちから、ポジティブな物を生み出す事が出来る」 by “現役高校生パティシエ”ひな】ついに…この漫画まで…次巻で…😥……。57頁の扉絵には「将棋会館」。当然、“新”ではなく、千駄ヶ谷の旧将棋会館。懐かしや……。獅子王戦挑戦者決定トーナメントで二海堂を撃破した零は、兄貴分の島田8段と獅子王挑戦を賭けた大一番を――。だが、“ジャックラッセル”桐山は、島田トレーナーに“遊び道具”を隠され、ストレスが溜まる展開に誘導される。 閉塞感あふれる零の「大人isクソ」っていう、すっごい顔がいいねぇ~⇒2025/10/04
みゆ
67
激闘の18巻!島田VS桐山。将棋の事は全く分かりませんが、島田さんに圧倒されました!三日月堂のほっこりモードもたっぷり♪でもあとがきのウミノさんがとってもボロボロ。命を削って描き上げてるんだな。「あと1巻でライオンを描き切ろうと思いました」の言葉がありました。しっかり受け止めたいと思います。2025/09/29
真朝
62
島田さんと零の戦いが静かなのにバキバキで将棋の事は分からないけど面白かったです。子供のような顔を見せてくれた零に安堵してしまう。 ひなちゃんとの優しい時間が可愛くって可愛くって安堵して、新しい3時のおやつが美味しそうです。あれで300円とか!私も行きたいー!ってなりました(笑) そして零君の特殊能力が発動(笑)でとうとうバレました。が騒いだりせず心の中に今は留めたのが成長を感じました。 あとがきを読んで何故か本編より泣いてしまった私です。生命を削って描いてくれてるのがよく分かりました。2025/10/04