- ホーム
- > 和書
- > コミック
- > 青年(一般)
- > 白泉社 ヤングアニマルC
出版社内容情報
12月。
年末に向けて、冬が本気を出して来る季節。クリスマス。そして年越し。
川本家で過ごす3年目のお正月は、ジグソーパズルを皆で囲んで。
時に惑いながらも、あたたかな幸せをかみしめてゆく。
零と三姉妹の日々はゆっくりと、着実に進んでゆく。
一緒に、考えよう。一緒に歩いて行こう。
一方、白熱する獅子王戦・決勝トーナメント。
零、二海堂、重田…互いに高め合い、切磋琢磨を繰り返して来た島田研の弟分たちが、盤上で熱い火花を散らす。
見据える先は、師との公式戦という舞台。
長い時間を共に歩んで来た同士が、その日々に見つけた答えとは――。
2021年9月刊
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 旧柏バカ一代
267
表紙が暗いから暗い話かもと覚悟して読んだら全然違った。良かった、、2人が幸せそうで。そんな2人を取り巻く環境も変化を始めるけど努力をしようとして、、たまに変な誘惑もあったけどww爺さんの「キタコレ」とか爆笑しちゃったよ。でも、東京で店舗2件分の土地か、、大変だよな。それでもやれる事は多い土地柄だし銀座で生き抜いたテクのある人もバックに居るし?なかなか面白そうじゃん?それを彼を抜きにして成立させようするのが凄く良い。誘惑に動揺する2人も好きだけどねw養子!お前は天才か!?ww名人の秘密基地も良かったw2021/09/29
Die-Go
251
ある少年が、失ったものを取り返して行くマンガ。前半は将棋とは離れた穏やかな物語が続くが、後半になってようやく勝負の世界へと駆け込んでいく。れいとひなちゃんの仲は深まっていく。そして、そめじいとみさきおばさまの陰謀も密かに進んでいく(笑)★★★★☆2021/09/30
南北
233
年末から新年に欠けての川本家の話がベースになっているが、いろいろと盛り沢山な1冊になっている。零とひなたは恋人同士らしくいい雰囲気になっているし、あかりたちも将来を見据えて考えようとしているのもこれまでの時間の経過を感じさせてくれる。宗谷名人のプライベートなんて想像もつかなかったが、実家での様子が垣間見えて良かった。最後は二階堂が重田と殴り合いのような将棋になり、久しぶりに将棋マンガらしさが見えたのも良かった。次も楽しみな作品だ。2021/10/01
マッピー
220
ここしばらく続いていた、川本家での日常から、いよいよまた将棋の世界へと話が動く。どこにも居場所のなかった、将棋しかなかった桐山零が、多くのことを経験する中で居場所を作り、それでも将棋を続ける意味をこれからは考えていかなければならないのだろう。そんな桐山の変化を、対局しながら見抜く二海堂のモノローグが好き。ふたりとも、よくここまで頑張りましたね。さ、また最初から読みなおそう。2021/09/30
ちいこ
219
ありがたいことに本屋さんで早売りしていたので購入。季節が冬だったからか、静かであったかくて、泣きそうになった。2021/09/29
-
- 電子書籍
- 日本文学史早わかり 講談社文芸文庫