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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
更紗蝦
4
古本で購入したのですが、奥付を見たら「１９９４年８月１５日 第１５刷発行」となっていてびっくりしました。第１刷発行は１９８９年３月２９日なので、５年の間に１５回も発行されています。これだけ発行されていたということは、相当人気があったはずなのに、「自動人形」編の続きが発表されたのは２０１３年１１月です。（新たな執筆が発表されたのは２０１４年１月。） 元々の掲載誌である『月刊コミコミ』は１９８８年に廃刊になっていますが、この雑誌に掲載されていた漫画は、もっと再評価されていいと思います。2014/02/03
A.Sakurai
1
ついに「自動人形」の後編が読めることになったのでまずは前編から．やっぱり奥瀬サキは「低俗霊狩り」こそが持ち味だなぁと思い返す．「残像」なんてよくあるベタベタな霊障ものなんだけど，そのベタベタや滑ってるギャグの中に”らしさ”が詰まっている．そんな作品のなかでは「自動人形」は肌合いが違う．オカルト趣味全開で井の頭公園全面ロケとか，後の作品の色合いが強い．ギャグ寄りでベタな「低俗霊狩り」の方が好みに合うのだ．2015/03/31
KUU
0
再読。３本とも傑作で、何をどうこう言う必要もないのだが、強いてなにかというなら「自動人形」かなぁ。これ、３巻のネタじゃなかったんだなぁ、と。多分、読み直すたびに思ってるのは、これが第一部完で終わってるのに、その後に出た３巻で続きがないってせいだろなぁ。最終巻での話なら、続話が無いのも当然だものね。全部凄くいいんだけど、強いて一番を、なら「残像」かなぁ。キレイにまとまってるし。オチもなんだかんだ爽やかだしな2012/09/01
