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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
匠
109
被害者の脳から、生前に見ていたものを映像化するという技術は今現在SFでしかないけれど、もし実現したらこういう事件が逆に増えるのかもなとふと思った。なんともせつない。いくら物語とはいえ、これを面白いと言っていいものか少し悩むけれど、猟奇事件の惨さよりも人の持つ執念や思いやり、憎悪の根底にある哀しみが際立ち、被害者の無念と同時に加害者のいたたまれない想いにも引き込まれ、タイトルの「秘密」に込められた意味をすごく感じられた2巻だった。それにしてもこのシリーズ、話の内容だけじゃなく単行本も分厚くてずっしり重いよー2013/08/28
wata
55
グロいけど、ストーリーには引き込まれるので読んじゃう!!眠る前に読まない方が良かったかなぁ…(^^;2015/09/06
エンブレムT
51
美しき罪人の歪んだ狂気。罪を『見ていた』者がいればその狂気は暴かれる。だがその狂気を見て判定するのは、神ならざる、人。・・・本当は?知ってどうなる 何になる?・・・「第九」捜査官・青木の声にならない叫びが苦しい。『2002』優しくも哀しい天地の夢に涙。『2003』色のほとんどない、優しさと愛情に満ち溢れた世界に涙。陰惨な事件の全てを上書きしてしまう、残像として蘇る透明な笑顔が、いつまでも心に焼き付いて離れない。2010/10/23
ネギっ子gen
41
【誰でも…たとえ…どんな人にでも、人には知られたくないものがあるから――】シリアスでグロいお話がシャープな絵で描かれる本シリーズ。美形キャラが躍動する中、野性味溢れる風貌ながら、いじましい言動をしたりする岡部さんの存在が尊いなぁ、って改めて。うんうん。第一話は着任早々に、薪室長に対し「すっごい沢山、生霊背負ってらっしゃる方なんですねぇ…しかもすごいオーラっ、ステキっ」とポーッとなる女性新人が登場する。上司に対し得意げに「(オーラが)見えちゃうんです。そういうの」と。面白いキャラを投入したなと思ってたら――2025/01/26
くりり
41
昔は、あまりのグロさに第一巻でダウン(゚Д゚) でも今なら大丈夫!ラストのZIPの見ていた世界の美しさにホッと…2013/10/20
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