花とゆめコミックス 竜の眠る星 〈４〉

清水玲子（漫画家）

白泉社（1988/06発売）

• サイズ コミック判
• 商品コード 9784592114390
• Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[還暦院erk]

全巻大人読み。初読時には「気にくわない奴」だったモニークが、エレナにもカウルにも結構酷いこと言われていると再読で確認。「出来の良くない娘が立派な母を愛しつつ、愛されない不安に惑う」不幸を改めて思い、悲劇まっしぐらの展開に涙してしまった。それでも、カテア女王は（カウルに真実を突き付けられる前から）それをうすうす知っていて、かつモニークをやっぱり愛していたのだと思う。わーん泣きそう。わたしは母子ものに弱いんだって！昭和か！

2019/05/03

[呉藍]

やってしまったな、カウル……。モニークへの愛情が大き過ぎたってことなんでしょうか。カウルにとっても、女王にとっても。エレナ自身に責任が取れないほど大きくなってしまったこの事件、ついには隕石が落ちてくるですって！？　惑星が一個滅ぼうとしていますよ……。エレナの側にいるジャックだけが安心材料。無事逃げてくれよ～。

2011/12/14

[tsunehisa]

再読。素直な気持ちを告げるエレナがまっすぐで愛しい。モニークに地球に行こうと誘うシーン、泣ける。

2014/12/31

[でりら]

リブシェア王の暗殺、隕石の衝突、揺れる小さな星。三人で地球を離れる決心をするエレナ。ジャックでもカウルでもなく、エレナの口から「幸せになろう」と出たのがもう涙なくしては読めない。あと1冊でこの世界が終わってしまうのが何より悲しい。

2010/07/14

[にゃー]

予定調和というか話が全然進まないというか…いや、これ以外にはないってくらい面白いんですけど…

2016/01/05