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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
吉田あや
58
アカデミー芸術大賞をとった亜弓の授賞式で、「紅天女」の後継者を亜弓にすると発表する月影先生。ただし2年以内にマヤが同等の資格をもった場合は互角とし、再度競わせ正式に決定すると。先が見えず、ストイックさが一歩及ばないマヤへの荒療治はどう作用していくのか楽しみ!ますます才能を開花させた亜弓に怯えるマヤに対して、「私は一度もあの子に勝ったと思ったことがない」と素直にマヤを讃え美点を尊敬し、ライバルと最高の敬意を持つ亜弓の素晴らしさ。これからの2年。次のマヤの展開が気になる!2016/05/21
南北
30
北島マヤは演劇部の『わが作品№707愛しのオランピア』で機械人形ルルを演じて絶賛されるが、姫川亜弓の『ジュリエット』を見てショックを受ける。また月影先生から紅天女にはアカデミー芸術祭で芸術大賞を受賞した姫川亜弓に決めたと言われてしまう。ただし2年以内に芸術大賞を受賞すれば北島マヤも候補になれる可能性もあるということで、前途多難だが、王道の展開になってきた。最後は姫川亜弓の1日を描きながら、過去の回想と北島マヤへの想いを加えることで姫川亜弓のキャラクターに厚みを持たせているのが美内先生の手腕を感じさせる。2025/08/07
しゅわ
24
レビュー寄付をきっかけに一念発起!未完の大河スポ根!?少女漫画を再読中。演劇部への客演・ロボット役大成功!いつの間にか周囲にあわせることを学んだマヤちゃん。「舞台あらし」脱却してます♪ そして待ってました!の亜弓さんのジュリエットですが…人間業とは思えない長イスポーズに全て持って行かれてしまいました(涙) そのジュリエットで芸術大賞をとった亜弓さんに紅天女の候補者を指名し、2年以内にマヤも同等の賞をとるよう申し渡す月影先生。それから2年どころか…もう20年経ってるよ…とココロの中でツッコミが止まりません2014/06/06
藤月はな(灯れ松明の火)
21
亜弓の動きが自然且つ軽やかなジュリエットのパントマイムに衝撃を受けるマヤ。しかし、亜弓はジュリエットという役を無限大に可能性を伸ばせるマヤの本能に対して複雑な感情を抱いている。お互い、対等な女優でもあり、女の子でもある二人の対比が魅力的で引き込まれてしまいます。自分より綺麗な子に注目していたのに有名人の子でもある自分が来ているというだけで注目が集まったことに困惑したり、修学旅行など学生らしいことがしたかったと呟く亜弓が等身大の女の子らしくてますます、好きになります。2013/01/31
えり
20
この巻は表紙が示す通り亜弓が主役。やはりそうだった、亜弓の過去!彼女は親の七光りから脱却しようと芸や学力や教養等、あらゆる面での苦労を惜しまない。周囲がその美しさや才能を褒め称えるも、一切それに甘んじることなく高みを目指す。彼女の表面ばかりを追う人々の一体誰が、この血のにじむような努力を知っていただろう。そして辿り着いたジュリエット、果ては『紅天女』へ・・・?授賞式でマヤを引き止め「待っているわ」の言葉、泣ける。なんか、だんだん気持ちが入り込み過ぎて、ちょっとしたことでも泣けてくるよ・・・(笑)。2013/10/25
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