出版社内容情報
戦争末期の1945年、福岡県久留米市の中学明善校(現在の福岡県立明善高等学校)に通っていた竹村逸彦さんが、激動の日々を綴った日記。試験への不安、空襲のこと、敗戦を知らされた8月15日、米兵との初めての会話等。自分も同じ時代にいるような感覚で当時を追体験。平和学習の導入に最適。日記に出てくる事柄を理解するための資料や用語解説を巻末に収録。太平洋戦争関連の年表や地図、戦争について知るための読書案内、国内の戦跡ガイド等、調べ学習にもつながる充実の内容。
『1945年、14歳の僕が考えていたこと。上・戦中編』目次より
日記編
・一九四五年五月・六月
・一九四五年七月
・一九四五年八月
資料編
・空襲①大都市から全国へ
・空襲②アメリカ軍の視点
・警戒警報と空襲警報
・防火訓練、防空演習
・防空壕
・福岡大空襲 6月19日
・久留米空襲 8月11日
・召集令状(赤紙)
・学徒出陣
・御真影と奉安殿
・教育勅語と修身
・戦時中の学校制度
・軍事教練
・学徒動員
・農作業と開墾
・戦時中の食料・代用食
・日用品と配給
・金属供出と代用品
・戦時中の情報伝達
・戦時中の本・雑誌
『1945年、14歳の僕が考えていたこと。下・戦後編』目次より
日記編
・一九四五年八月
・一九四五年九月
・一九四五年十月
・一九四五年十一月
・一九四五年十二月
資料編
・敗戦、GHQによる民主化
・街にあふれる進駐軍
・アメリカ文化の流入
・戦後の生活と物資不足
・授業の再開と教育制度
・日本国憲法の制定
・戦争を知るための資料館・戦跡 ①広島・長崎
・戦争を知るための資料館・戦跡 ②沖縄
・戦争を知るための資料館・戦跡 ③東京
・戦争を知るための資料館・戦跡 ④福岡
・戦争を知るための読書案内①読み物・マンガ
・戦争を知るための読書案内②10代の体験記
・戦争を知るための読書案内③戦時中のくらし
・戦争を知るための読書案内④歴史の中の戦争
・日本の戦争を知る ①日清・日露戦争と日中戦争
・日本の戦争を知る ②太平洋戦争
・太平洋戦争の年表
・太平洋戦争の用語集
・さくいん