内容説明
四季折々に漂う植物の香りは驚くほど多く、繊細で、香りを発する部位や匂いの性質もさまざまである。本書では1000を超える香り植物を取り上げ、ガーデニングや街づくりのヒントとなる生育環境や、花・葉・樹皮の色、形、質感などを解説。緑の空間が、一瞬でいつまでも記憶される場所に変わる香りの魅力にせまる。
目次
香りとガーデナー
香りの性質
庭を設計する
高木や低木・潅木を植える
宿根草・球根植物・一年草を植える
壁面や垂直面への植栽
高山植物、トラフの植物、水辺の植物
ローズガーデン
ハーブガーデン
室内、夏の鉢植え、温暖な気候で育てる植物
香りのカレンダー:主な植物
生育環境別にみる香りの植物
著者等紹介
レイシー,スティーブン[レイシー,スティーブン] [Lacey,Stephen]
ガーデンライター。長年デイリー・テレグラフ紙のコラムや特集記事を担当し、RHS The Gardenなど数多くの雑誌にも寄稿。世界各地の園芸協会やデザインスクールで講演を行い、長い間BBCのGardeners’ Worldにレギュラー出演していた
ローソン,アンドリュー[ローソン,アンドリュー] [Lawson,Andrew]
イギリスのガーデンフォトグラフィー界の第一人者。画家、ガーデナーとしても知られる。英国王立園芸協会の写真部門でゴールドメダルを受賞。ガーデン雑誌BISESの表紙やグラビア写真でも有名で、写真集も多数出版
小泉祐貴子[コイズミユキコ]
香り風景デザイナー。京都造形芸術大学非常勤講師。学術博士(環境デザイン分野)。(株)資生堂、大手香料会社Firmenich社にて、人と香りをテーマに研究、開発、マーケティング、コンセプトワークなどを経験したのち独立。(株)セントスケープ・デザインスタジオ代表取締役。香りの植栽設計、芳香装置による空間演出、香水のプロデュースなど、幅広く香りの可能性を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。