出版社内容情報
幼い日に父が亡くなり、母は都会に出奔、ひとり残された少女・章は、書店を営む祖母に預けられる。そこには同い年のいとこ、萌音がいた。親元から離れて育ったふたりは支え合って暮らしていたが、ある日、章は事故で深い傷を負う。眠り続ける病院のベッドを抜け出した章の魂は、永遠を生きる人魚の手によって悲しい記憶が「つくろわれる」不思議な世界にたどりつく。明滅する生命の輝き、遥かな時をつむぐファンタジー。
【目次】
内容説明
幼い日に父が亡くなり、母は都会に出奔、ひとり残された少女・章は、書店を営む祖母に預けられる。そこには同い年のいとこ、萌音がいた。親元から離れて育ったふたりは支え合って暮らしていたが、ある日、章は事故で深い傷を負う。眠り続ける病院のベッドを抜け出した章の魂は、永遠を生きる人魚の手によって悲しい記憶が「つくろわれる」不思議な世界にたどりつく。明滅する生命の輝き、遙かな時をつむぐファンタジー。
著者等紹介
村山早紀[ムラヤマサキ]
1963年長崎県生まれ。『桜風堂ものがたり』(2017年本屋大賞ノミネート)、『百貨の魔法』(2018年本屋大賞ノミネート)など著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 評価
COSMOS本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
164
村山 早紀は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。 本書は、令和人魚ファンタジーでした。悲しい記憶が「つくろわれる」世界って・・・ https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/8008530.html2026/04/17
NAO
51
冒頭感じる違和感は、語り手の章に影がない、ということ。語り手の章はずっと萌音のそばにいるのに萌音が章を無視している、萌音はなぜか悲しげだということから、章は実は死んでしまっているのでは?という疑問がわくが、萌音が病院に行き語り手の章が病室のベッドに横たわる自分に気付くことで、章は意識不明状態にあることがわかる。戻ってきてほしいという強い思いが奇跡を生むファンタジー。章と萌音の深い絆に、優しい気持ちになれる。2026/08/06
えみ
51
笑顔は淋しさを隠す仮面で、強がりは優しさの裏返し。素直であればあるほど心の矛盾に戸惑う彼女が体感したのは誰も知らない人魚のいる世界。迷える者たちを支える人魚の秘密。幽体離脱という境界線で見る世界はどこまでも甘く、メルヘンだった。高校生の章と従妹で親友の萌音は、家族の事情によって一緒におばあちゃんと暮らしていた。そんなある日、事故で意識不明となった章は病院のベッドに体を残し魂だけが浮遊していることに気が付く。そして始まる孤独を癒す人魚との物語。まだ知らない世界があっていい、魔法を信じられる大人がいてもいい。2026/04/05
ポチ
42
人魚との関わりを通して死ぬこと生きること命って何?と問いかけるようなファンタジー。2026/03/24
ゆっき
34
小さな小さな魔法の物語。地下で暮らす人魚の伝説。章と萌音。ふたりはいとこで親友。章はある夏の日の事故でずっと眠り続けることに。そして出会った「つくろわれる」不思議な世界。帰ってくるのを信じて待ち続ける萌音。正直なところあまり入り込めなくて流し読み。それでもやっぱり読んでしまう村山早紀さんのファンタジーでした。2026/03/13




