出版社内容情報
【『オーダーは探偵に』の近江泉美が贈る、ほっこり日常系ミステリー!】
趣味であるパンの食べ歩きをしていた青年・福丸あさひは、札幌で噂になっていた神出鬼没の移動式パン屋〈べーカリー エウレカ〉に遭遇する。英国紳士風の店主の正体は、なんと大学教授だという。
工学部教授である亘理一二三(わたり・ひふみ)は、現職の大学教授でありながらパンを愛するあまり副業でパン屋を営んでいる変わり者だ。
偶然、ある事件に巻き込まれてしまったあさひだが、パンへのアドバイスと引き換えに教授が工学をヒントに謎を解き明かすといい――!?
内容説明
趣味であるパンの食べ歩きをしていた青年・福丸あさひは、札幌で噂になっていた神出鬼没の移動式ベーカリー〈エウレカ〉に遭遇する。英国紳士風の店主の正体は、なんと大学工学部の教授だという。偶然、ある事件に巻き込まれてしまったあさひだが、パンへのアドバイスと引き換えに教授が謎を解き明かすといい―!?パンを愛する風変わりな理系教授の名推理による、ほっこり日常系ミステリー。
著者等紹介
近江泉美[オウミイズミ]
東京都出身。2012年デビュー。『オーダーは探偵に』が大ヒットシリーズに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ひさか
73
2025年5月ポプラ文庫刊。書き下ろし。至福のクリームパン、カカオ香るビターな濃厚チョココロネ、熱視線,北海道の味ちくわパン、どっしりにっこりあんパン、の4つの日常系ミステリの連作短編。アンソロジーで出会ったことのある作家さん。名推理を展開する工学部教授は無理やり感がいっぱい。パン造りだって無理やり感いっぱい。そこを楽しんで、笑って読めればいいんだけど、3話目くらいからは繰り返しに息切れして残念感あり。教授がおいしいパン造りに到達するまでお話世界は続くのでしょうが、長い道のりになりそうです。2025/06/15
BLANCA
71
札幌で神出鬼没の移動式ベーカリー「エウレカ」は、謎に包まれていた。出店場所も営業時間も非公開、三つ揃いのスーツを着た英国紳士が営んでいる…らしい🙄 そんな「エウレカ」に、交番勤務の新米警察官・福丸あさひが偶然出会い、パン好きの彼が英国紳士風な大学工学部教授・亘理の謎解きに救われる事に…。謎解きは❗️という驚きは無いけれど、教授の推理で警察官としてまだまだ甘い事を反省する福丸の一生懸命な所が良いのかな。何より、各話に出て来るパンが食べたくなる事は間違いない! 北海道のちくわパン、本場のを食べてみたい!😆2026/05/17
Karl Heintz Schneider
61
出店場所も営業時間も非公開の神出鬼没のベーカリーエウレカ。なんでも三つ揃いのスーツを着た英国紳士が営んでいるらしい。SNSの投稿を見てから行っても店はない。行き着けた人は幸せになれるとさえ言われている。福丸あさひはパン屋めぐりが好きな現役の警察官。ある日エウレカの前で店主に窮地を救ってもらう。それ以来、店主であり工学部教授の亘理一二三とパン屋を巡りつつ、そこで起こる謎を解いてゆくことに。生真面目な教授の亘理と、おとぼけな警察官あさひ。微妙にかみ合わない二人の会話にクスッとさせられる。2025/10/03
オセロ
51
日常ミステリーはやっぱりいいですね。 神出鬼没のパン屋の英国紳士風の店主にして大学教授でもある亘理一二三が解決してみせた事件で出会った福丸あさひ。あさひは亘理が作るパンに足りないものを、亘理はあさひが持ち込んでくる事件の謎に合ったアドバイスをそれぞれがするというシンプルな構成で、亘理の工学視点のアプローチはこの手の作品には珍しくて興味深かったですが、ちょっと物足りなさを感じました。2025/05/20
aquamarine
44
趣味のパンの食べ歩きをしていた青年・福丸あさひは、噂になっていた神出鬼没の移動式パン屋〈べーカリー エウレカ〉に遭遇する。店主は英国紳士風の工学部大学教授・亘理一二三。その場である事件に巻き込まれてしまったあさひは、パンへのアドバイスと引き換えにその店主に助けてもらい…。そんな始まりの、店主がパンの蘊蓄を披露しながら謎を解き明かしていく連作。工学部教授らしくきっちり理詰めでわかりやすく解かれ、あさひ自身の成長もしっかり見える。災害時のクレーンの話には驚いた。さらっと読めて面白かったので続巻もぜひ読みたい。2026/06/19




