出版社内容情報
20世紀のアメリカで「非暴力」を掲げて公民権運動を推進した指導者、キング牧師ことマーティン・ルーサー・キング・ジュニアの生涯を描きます。生まれて初めて黒人差別に直面したキング少年の葛藤からローザ・パークス事件に端を発したバスボイコット運動、差別撤廃を求めて同胞たちと歩んだ歴史的大行進、そして非業の死までをドラマチックに紹介。歴史的人物の伝記でありながら、現代でもさらに重要度を増している「人権」を考えるテキストとしても最適です。監修は、慶應義塾大学の奥田暁代教授。アフリカ系アメリカ人の歴史と文学を専門とする研究者の指導の下、巻末の解説記事も充実させ、調べ学習の資料としても活用できます。中学校の英語教科書では、キングの有名なスピーチ「I Have a Dream」を学習。もちろん作中でもしっかり描かれています。また、社会科の教科書でも必ず名前のあがる、近現代史の最重要人物のひとりです。
【目次】