出版社内容情報
3つのミリオンセラーシリーズを手がける児童文学作家、あんびるやすこ待望の新作!
130万部突破の「魔法の庭ものがたり」シリーズから生まれた、珠玉の幼年童話
ハーブの庭がある、古くてうつくしいお屋敷、トパーズ荘に、
ジャレットという女の子と、6ぴきの子ねこが住んでいました。
そのなかのアンは、いつも「とくべつ」なねこになりたいとねがっていました。
そしてある日、大きなチャンスがやってきます。
でも、だんだん「とくべつ」って何か、わからなくなって──?
個性豊かな6ぴきの子ねこの姿を通して、子どもたちの健やかな心の成長を応援するストーリー。
読み聞かせや、ひとり読みデビューにぴったり!
内容説明
「とくべつな ねこに なりたい」そう願っていたアンに、ある日、大きなチャンスがやってきます。でも「とくべつ」ってなにか、わからなくなって…?読み聞かせや、はじめての一人読みにぴったり!ありのままで、みんなとくべつ!大事なことは、みんな ねこが教えてくれる。『ルルとララ』のあんびるやすこが贈る新シリーズ!!
著者等紹介
あんびるやすこ[アンビルヤスコ]
群馬県生まれ。今は、絵も物語もかく作家として活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
花林糖
11
(図書館本)『魔法の庭のものがたり』に登場する6匹の子ねこ達が主役のお話。この巻はアンジェリカ(アン)。アン特別な猫」になりたいと願っていますが......。一緒に暮らすジャネットにとっては6匹みんなが特別な猫。登場する猫たちみんな可愛い。2025/06/28
遠い日
3
「魔法の庭の子ねこたち」シリーズ1。6匹のきょうだいがいるから6巻まで続くのかな?アン(アンジェリカ)のお話。アンは自分が「特別な猫」になりたい。その「特別」を探すお話。きょうだいたちの誰よりも美しい猫であるアン。気難し屋の画家に期待されて、言う通りに描かれることが始めは特別だと信じていた。でも、心のままに動いてみて、そして飼い主のジャレットのことばに、心を変えたアン。そう、そのままでもみんなが「特別」。2025/07/04
mayuri(Toli)
0
魔法の庭で暮らす6匹の子猫たちにそれぞれスポットを当てた魔法の庭物語のスピンオフに当たる幼年童話です。大好きなあんびるさんの魔法の庭の世界観に別角度から触れることが出来るお話でとても嬉しかったです。特別になる前から、皆それぞれ特別な個性の持ち主である、というテーマは現代の普遍的なテーマではあるものの、やはり読んだ後勇気を貰えるテーマだと感じます。何よりジャレットの愛情深い性格や聡明さには、大人であるけれど憧れてしまうな。読めてよかったです。2025/07/13
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