日本語界隈

個数:
電子版価格
¥1,760
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

日本語界隈

  • ウェブストアに144冊在庫がございます。(2025年05月04日 10時13分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 238p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784591183434
  • NDC分類 810.4
  • Cコード C0095

出版社内容情報

ちょっとした日本語の言い回しでモヤモヤしているふかわさんと
気鋭の言語学者・川添愛さんが、
「言語学」という枠を超えて、
日本語のユニークさと奥深さを楽しむ、異色の対談集。

●トマトトマトしている!?
●「冬将軍」はあっても、「夏将軍」はない?
●「普通においしい」の「普通」って?
●「昼下がり」でなく、「昼上がり」なら情事はない?
●日本人が「ドラクエ」と略してしまうワケ
●「サボる」「ヤバい」の由来は?
●「汚い」と「小汚い」、どちらが汚い?

身近なのに意外とややこしい!?
繊細かつ頑固な「日本語」の素顔に迫る!

(目次より)
はじめに 24時間ファッションショー ふかわりょう

第一章 なぜ、日本人は曖昧を選ぶのか
起源についてのトラウマ
笑顔は言語?
チンパンジーは論理的?
カタカナ、ひらがなの誕生
日本人に、ジェスチャーはいらない?
海外のオノマトぺ
英語への嫉妬
日本人は目、欧米人は口
「わかってもらえる」という幻想
素敵な「曖昧」
「大丈夫」問題を考える
薄め上手な言葉たち

第二章  なぜ、秋だけが深まるのか
言葉が先か、ジェスチャーが先か
表現が生み出す「カテゴライズ」
民意が言葉を淘汰する
漫画表現からスタンダードへ
四季と日本語
虹は本当に七色か
忖度の悲哀
「こだわり」はもともとネガティブ
連帯意識が生み出す若者言葉
敬語は距離感

第三章  なぜ、口にしたくなる言葉があるのか
言葉は意思に反して出る
優秀なアタッチメント
日本人は四拍子がお好き
「~しておきましょうか」はどっち?
ストップ・ズルい表現
ふかわのネタに潜む言語的ギミック
イカす邦題
英語の使役動詞にジェラシー

第四章  なぜ、感情むき出しの言葉は不快なのか
英語にもある曖昧表現
消えゆく方言
クチスタシーの威力
違和感だらけの気象用語
「かねます」問題
「たっきゅうびん」と「たくはいびん」
「レンチン」という発明
言葉は毎秒のクリエイティブ
思考を口から出すときは服を着せ
「笑える」と「おもしろい」は違う?
AIと人間のこれから

短編小説 「さえずりの沈黙」 ふかわりょう 

おわりに 「言葉の巧みな使い手」と話したら 川添愛

内容説明

深まるのは、なぜ秋だけ?繊細なのに頑固な「日本語」の素顔に迫る!「ダサい」の語源って?「冬将軍」はあっても、「夏将軍」はない?「普通においしい」の「普通」って?日本人が「ドラクエ」と略してしまうワケ。

目次

第1章 なぜ、日本人は曖昧を選ぶのか(起源についてのトラウマ;笑顔は言語? ほか)
第2章 なぜ、秋だけが深まるのか(言葉が先か、ジェスチャーが先か;表現が生み出す「カテゴライズ」 ほか)
第3章 なぜ、口にしたくなる言葉があるのか(言葉は意思に反して出る;優秀なアタッチメント ほか)
第4章 なぜ、感情むき出しの言葉は不快なのか(英語にもある曖昧表現;消えゆく方言 ほか)
短編小説 さえずりの沈黙(ふかわりょう)

著者等紹介

川添愛[カワゾエアイ]
1973年生まれ。九州大学文学部卒業、同大大学院にて博士号(文学)取得。2008年、津田塾大学女性研究者支援センター特任准教授、12年から16年まで国立情報学研究所社会共有知研究センター特任准教授。専門は言語学、自然言語処理。現在は作家としても活動している

ふかわりょう[フカワリョウ]
1974年8月19日生まれ。大学在学中の20歳でお笑い芸人としてデビュー。長髪に白いヘアターバンを装着したネタ「小心者克服講座」は、あるあるネタの礎となる。独特なセンスと不安定なキャラクターで、芸能界を漂う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件
評価

akky本棚

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とよぽん

86
日本語って、意外と無理ゲーですね。という表紙カバーの言葉は、タイトル以上に私の興味を惹いた。サンキュータツオさんが日本語に詳しいことは知っていたが、ふかわりょうさんが、こんなにも言語感覚と観察の鋭い方とは知らなかった。川添さんとのやり取りもとても面白く、日本語の変化や誤用が主流になっていく例など刺激がいっぱいの日本語界隈だった。2025/01/02

けんとまん1007

82
常日頃、何気なく使っている言葉。今、この感想を書いていること自体が、まさにそう。いつ頃からだろうか、言葉に興味を持つ度合いが、どんどん広がり深くなってきている。チコちゃんではあないが、何で?と改めて考えてみると興味が尽きない。もちろん、言葉は生き物だと思っているので、日々変化していくし、それが面白い。そんな中で思っているのが、使う言葉を選びたい・奥行を出したいということ。背中を押された気分になる。2024/12/03

ネギっ子gen

66
【ふかわりょう様 不覚にも 「言葉の巧みな使い手」である貴方をスルーしていたこと 深く謝罪致します】タレント・ふかわりょうと言語学者・川添愛の対談集。巻末に、参考文献。お二人の対談に加え、ふかわ氏の短編小説『さえずりの沈黙』が秀逸でした。焼き鳥酒場で客が日頃の鬱憤をさえずる――。まずは、ため息ばかりでお猪口を片手にした男の嘆き。「もう生きていくのが嫌になっちゃったんだよ/悪者だよ、完全に/もともとはこんなイメージじゃなかったのに、ある日を境に嫌われ者になっちゃったんだよ。僕は何もしていないのに」と―― ⇒2025/02/08

ぼっちゃん

51
日本語のあれこれをふかわりょうさんと言語学者の川添さんが語る対談集。私も「忖度」と言う言葉は相手の気持ちを推し量るという良い意味だったのに、あの事件で急に悪事を依頼するような意味で用いられるようになったなと思っていたので忖度の悲哀は納得できた。最近の猛暑であれば「夏軍曹」などの言葉ができるかもとか「ギャラ感」と言葉ができているなど、言葉もこのように色々考えると面白いと思える1冊でした。【Kindle版】2025/02/23

Natsuko

37
慣用句をつまみに飲み明かしたいほど言葉好きのふかわさんと、言語学者川添愛さんの対話形式の一冊。音声言語から書き言葉の発生や、日本語と他言語の特徴や違いといった川添さんの専門領域の話題にも対等に渡り合えるふかわさん、さすが。好きなおつまみシリーズ、「陸サーファー」「蚊帳の外」「日曜大工」などなど、確かにうまいこと言っていて風情もある。読んでしみじみ、自分も今後読書を通じてシビれる言葉と出会い、その心の動きを言葉にできたときの感動も、できないもどかしさも楽しんでいきたいと思った。2025/04/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22197552
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品