出版社内容情報
パパとママの夢を受けついで、カフェを始めることにした未来莉たち四姉妹。はりきってメニューを考える未来莉だったけれど、他の姉妹3人は、どうやら遊んでばかりの様子。しかも、未来莉はもうすぐ期末テストで、大ピンチ! つい、がんばりすぎてしまう未来莉に青がかけた言葉は「ひとりでがんばるなよ。オレも……いるから」。その言葉が、ママの手紙と重なって……!? 読めばきっと勇気が湧いてくる、四姉妹の感動ストーリー!
内容説明
わたし、早川未来莉、中1。四姉妹の三女だよ。この夏、パパとママの夢を受け継いで、姉妹だけでカフェを開くことに決めたんだ!料理担当のわたしは、はりきってメニューを考えはじめたんだけど、なかなか決まらなくって…。おまけに期末テストも迫ってきて、もう大ピンチ!そんな時、青くんが海に連れだしてくれて…!?小学校中学年から。
著者等紹介
折原みと[オリハラミト]
1985年に少女マンガ家として、87年に小説家としてデビュー。91年刊行の小説『時の輝き』が110万部のベストセラーとなる。マンガ、小説の他、エッセイ、絵本、詩集、料理本、CDなどで幅広く活躍。2022年に小説家デビュー35周年を迎えた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ほんわか・かめ
13
両親を突然の事故で亡くし、両親の夢である海カフェをオープンさせようと四姉妹で奮闘するおはなし。「私ががんばらなきゃ!」と気負いすぎて腹痛を起こしてしまう三女。助けてくれる人は必ず身近にいる。みんなで少しずつ乗り越えていければいいよね。2023/09/10
いりあ
7
漫画家、小説家の折原みとの「うみねこ館の四姉妹」の第2巻。東京から横須賀市秋谷にある洋館「うみねこ館」に引っ越してきた早川四姉妹の三女 未来莉を中心にしたお話です。不幸な事故から立ち直り、お母さんの夢だったカフェのオープンへ向けて準備をすすめる四姉妹ですが、思ったように準備が進まない様子。周りの人に助けてもらいながら、無事にカフェ開店にこぎつけるでしょうか。未来莉と青の関係にも進展が?今回の巻末には作中に登場する料理のレシピが載っていました。2023/08/29