出版社内容情報
エグランタイン・ジェブは、19世紀後半のイギリスに生まれた女性です。1919年に、戦争の犠牲となった子どもたちに敵味方の区別なく食料や薬などを送る「セーブ・ザ・チルドレン」という組織を設立しました。その運動は現在も続き、国際NGО(非政府組織)として30の国で設立され、120の国で子どもたちを支援する活動を行っています。またジェブは、子どもの権利に関する世界初の公式文書「ジュネーブ子どもの権利宣言」を起草しました。その理念は現在196の国と地域が批准する国連の「子どもの権利条約」の基となっています。世界中の子どもたちのために生きた、そんなエグランタイン・ジェブの生涯をコミックで描きます。また、記事ではNGOや、「貧困をなくそう」「飢餓をゼロに」といったSDGs(持続可能な開発目標)についても解説。年表で生涯を簡潔にわかりやすく紹介します。
内容説明
エグランタイン・ジェブは19世紀後半のイギリスに生まれ、戦争の犠牲となったすべての子どもたちに食料や薬などを送って支援する組織「セーブ・ザ・チルドレン」を設立しました。ジェブは、子どもの権利に関する世界初の公式文書である「ジュネーブ子どもの権利宣言」を書いています。その理念は国連の「子どもの権利条約」につながっています。
目次
序章 子どもの権利宣言
第1章 幸せなお嬢様
第2章 理想を追って
第3章 出会いと決意
第4章 戦争の真実
第5章 セーブ・ザ・チルドレン
ためになる学習資料室
著者等紹介
瑞樹奈穂[ミズキナホ]
漫画家。月刊「LaLa」(白泉社)にてデビュー。『友達と恋人と私』で第17回アテナ新人大賞新人賞受賞。現在は主にウェブコミックで活躍中
村上リコ[ムラカミリコ]
文筆・翻訳家。アニメーションや小説の考証も手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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