出版社内容情報
「常識とは、18歳までに身につけた、偏見のコレクションにすぎません」「『好き』に勝る先生はいません。少なくとも、私の場合は」
ことばでたどる伝記シリーズ第2弾は、ドイツ生まれのユダヤ人で、20世紀最高の物理学者と言われるアインシュタイン。
実際のことばをエピソードとともに紹介しながら、人生をたどります。
アインシュタインが生きた時代、関係の深い人々、関連のある街、読書案内、豆知識やクイズなど、資料ページも充実。小学校4年生以上の漢字にふりがなをふりました。朝読にも最適です。
みんなが憧れるような生き方をしている人たちは、例外なく、自分の好きなことに没頭し、だれよりも多く挑戦し、そして失敗をしてきた人たちです。
この「心が強くなる! ビジュアル伝記」シリーズを読むと、そのことがよくわかるでしょう。
頭から順に読む必要はありません。
自由にパラパラめくりながら、気になることばを見つけて読んでみてください。
元気がほしいとき、心が折れそうなとき、お気に入りのことばがきっと背中を押してくれるはずです。
この本は、前からだけでなく後ろからも読めるようになっています。
紹介している偉人のクイズやおもしろネタ(雑学)から始めると、案外頭に入りやすくてオススメです。
内容説明
ドイツで、ユダヤ人の両親の長男として生まれたアインシュタイン。5歳のころ父にもらった方位磁針に感動、11歳にピタゴラスの定理を自力で証明、26歳で物理学に革命を起こすような論文を発表します。科学と芸術を心から愛した、アインシュタインの17のことばとエピソード。
目次
「好き」に勝る先生はいません。少なくとも、わたしの場合は。
常識とは、18歳までに身につけた、偏見のコレクションにすぎません。
重要なのは疑問を持ちつづけることです。好奇心というものは、それ自体に存在理由があるのです。
知る喜び。それは自然界からの最大の贈り物です。
わたしは、神がどのようにしてこの世界を創造したのかを知りたいのです。
大きなボールの上を、目の見えないカブトムシがはっているとしよう。カブトムシは自分がまっすぐ進んでいると思い、実は曲がっていることに気づかないだろう?でもパパは気づいてしまったのさ。
想像力は知識よりも重要です。知識には限界がありますが、想像力は世界をつつみこむことさえできるからです。
学ぶこと、一般的には真実と美を追求することが、われわれを一生涯子どもでいさせてくれるのです。
わたしは特別な才能を持っているわけではありません。単に好奇心が旺盛なだけなのです。
称賛という名の堕落から逃れる方法はひとつ。仕事をすることです。〔ほか〕
著者等紹介
新堂進[シンドウススム]
1971年、長野県生まれ。専門はプログラマ。そのかたわら物理学の書籍を読みあさり、特にアインシュタインと相対性理論に関しては多数読んできた経験あり(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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