出版社内容情報
シン・ソンミ［シンソンミ］
イラスト
シン・ソンミ［シンソンミ］
著・文・その他
清水 知佐子［シミズチサコ］
翻訳
内容説明
ママが子どもだったころ、ちいさなひみつのともだちがいたの。韓国人気画家が描く、ママとぼくの愛のものがたり。
著者等紹介
シンソンミ［シンソンミ］
蔚山大学東洋画科卒業、弘益大学大学院東洋画科修了。２００３年に韓国美術大展に入賞し、日韓交流展（２００７）、韓国国際アートフェア（２００８）、ニューヨークスコープアートフェア（２００９）に参加するなど、国内外で活発な活動を続けている。２００６年から数多くの展示会を通して「ようせいシリーズ」を発表。２０１６年にはじめての絵本として『真夜中のちいさなようせい』を刊行し、２０１７年にドイツの国際推薦児童図書目録「ホワイト・レイブンズ」にリストアップされた
清水知佐子［シミズチサコ］
和歌山県に生まれる。大阪外国語大学朝鮮語学科卒業。読売新聞記者などを経て翻訳に携わる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とよぽん
52
韓国らしさが絵にも文章にも表れている素敵な絵本だった。次の予約の方がいるので、早く返却しなければならないのが惜しい。猫の表情や仕草がとても愛らしく、何度も眺めて楽しんだ。2022/12/25
anne＠灯れ松明の火
35
新着棚で。何度か出会ってスルーしてきたが、やっぱり読んでみようと借りてきた。熱を出して寝ている男の子。看病に疲れてうたた寝をするママ。そこに現れたのは、小さな妖精たち！ ママが小さかった頃の姿に変わる幻想的な場面が素敵。美しい絵で、大人も喜びそう。2021/08/21
ヒラP＠ehon.gohon
33
熱をだした男の子と、看病するお母さんがいます。 疲れて眠ってしまったお母さんと、現れた小さな妖精たち。 東洋画を学んだという、著者の写実的で日本画を思い起こすような世界に魅了されてしまいました。 母と子の関係が、男の子と同年代に若がえった姉と弟載っているくらいが関係に変わって、一緒に遊ぶ、不思議なシーンに、ノスタルジックなファンタジーを感じました。2023/04/18
ケ・セラ・セラ
26
韓国の作家さんの作品。優しい色合いの絵が素敵。チマチョゴリを着た妖精たちの動きがとても細やかで微笑ましい。大人には見えなくて、子どもには見える小さな姿の妖精たち。大きくなると日々の暮らしの中で少しづつ見えなくなってしまう。あんなに仲良しだったのに。もう見えないことが残念で少し寂しい。妖精は私たちのすぐそばにいるそうです。2023/11/04
みよちゃん
24
韓国の妖精、こんなに小さく可愛いとっても素敵な絵。男の子もその母親も妖精に会えたのね。とにかく絵が優しくて、好き。2021/10/14
