出版社内容情報
世界にむかって、「どうして?」とおどろき、考え続けるくまの子ウーフ。ウーフの目で見つめたら、世界があざやかに見えてきます!
1969年に刊行以来、常に子どもたちの共感を集め、世代をこえて愛読され続けるロングセラーの新装版。
内容説明
あそぶことが大すき、たべることが大すき、そして、かんがえることが大すきな、くまの子ウーフ。ほら、きょうもウーフの「どうして?」がきこえてきます!
著者等紹介
神沢利子[カンザワトシコ]
1924年、福岡県に生まれ、北海道、樺太(サハリン)で幼少期をすごす。文化学院文学部卒業。詩、童謡、絵本、童話、長編と、児童文学の第一線で幅広く活躍。日本児童文学者協会賞、小学館児童出版文化賞、日本童謡賞、路傍の石文学賞、巌谷小波文芸賞、モービル児童文化大賞など数多く受賞
井上洋介[イノウエヨウスケ]
1931年、東京赤坂に生まれる。武蔵野美術学校西洋画科卒業。漫画、タブロー、舞台美術、絵本など、多彩な創作活動を展開。文藝春秋漫画賞、東京イラストレーターズクラブ賞、小学館絵画賞、日本絵本賞大賞、JBBY賞など多くの賞を受賞。2016年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海(カイ)
9
【図書館】刊行50周年の新装版。40年ぶりくらいに読んだと思う。内容は全く覚えてなかったけど、表紙の絵は知っている。好奇心旺盛で行動力のあるくまの子ウーフ。ツネタが出てくるたび、何か嫌なことをするだろうとハラハラしながら読んでました🤭2023/03/19
麻ノ葉
7
新装版2冊目。読んだのだろうけど、記憶から抜けているお話も。 やっぱりカワイイ。2021/03/15
ともブン
6
小学校の教科書に1話載っていたのがきっかけだったかな、子供の頃この本を買ってもらって何度も何度も読んだ。 ウーフ君のお父さんお母さんの深い愛に何度も癒されたことをよく覚えている。 大人になって久々に手に取って読んでみると、こんなに哲学的だったのかと驚いた。ウーフはおしっこでできてるのか?ちょうちょの命にだけなぜ悲しく思うのか?無くさない宝物って何なのか? ウーフの疑問に上部だけで答えるのは大人にとって簡単なのかもしれないけど、なんでだろうね?なんだろうね?と一緒に考えてみるのが愛なのかも2021/08/09
Aka
4
名前は知ってるけど、読んだことないなと思って読んだ。うーふーって唸るから、ウーフなんだね。「ウーふはおしっこでできてるか??」「きつつきのみつけたたから」がお気に入り。2024/01/17
だけど松本
4
かわいくて、そして哲学。自分でいろいろ考えて親のフォローや友人とのやりとりがあってそして自分を肯定していく。いいなあ。2023/05/26