出版社内容情報
だれでもたのしく読める「ファーブル昆虫記」。シリーズ完結となる第四巻は、ハエやアゲハチョウといった身近な虫をたくさんとりあげているとともに、アンリ・ファーブルの生涯や人となりがわかるエピソードもたっぷり掲載しています。何度も実験と観察をくりかえして虫の生態を解き明かしていくファーブル先生が、“自分の目でよく見ることの大切さ”を伝えます。※本書は、朝日小学生新聞(2017年4月~2018年10月)に連載されたものに加筆し、あらたに写真・図版などを増補した書籍です。
※本書は、朝日小学生新聞(2018年10月~2020)に連載されたものに加筆し、あらたに写真・図版などを増補した書籍です。
<もくじ>
ハエ/ワタムシ/タマムシ/ツリアブ/アゲハチョウ/ハナダカバチ/アワフキムシ/アオスジアゲハ/ハンミョウ/ベッコウバチ/トックリバチ/シデムシ/ファーブル先生
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しらたえび
3
ハチ、ハエともに昆虫という生態の奥の深さに驚きます。そしてファーブル先生の実験が地味だけどわかりやすく面白い。ファーブル昆虫記はいくつか挫折したけれど、これは子供が自ら手にとって読むほどよいシリーズでした。6才2022/02/01
ゆなし
3
ハエを見直しました。自然の浄化作用の一端をになっていたなんて、知りませんでした。むしろ益虫。くもや蛇を殺す人に対して「気持ち悪いと言う理由だけで殺すなんていけないよね」や、天敵を殺さないハチに対して「自然のバランスを保つ為にあえてかもしれない」など、節々に刺さる言葉が。本当です。虫達の必死で生きる姿や工夫は驚かされる事ばかり。2021/08/08