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出版社内容情報
「ちゃんと勉強していないから」と見過ごされてしまうことの多い発達性読み書き障害。学校と家庭でできるサポートを考えます。
内容説明
「40人学級に3人」の確率でいる発達性読み書き障害の子どもたちのために、「今」できることを徹底解説!
目次
第1章 発達性読み書き障害の基礎知識(発達性読み書き障害とは?;発達性読み書き障害の出現頻度は40人学級に3人の確率 ほか)
第2章 読み書きが苦手な子どものためにできること(お子さんの状態を受け入れる;就学前の場合 ほか)
第3章 家庭でできる学習サポートと学校での支援(障害者差別解消法と合理的配慮;「合理的配慮」への理解と必要性 ほか)
第4章 将来の目標を決める(「苦手な方向に進まない」ように;高校・専門学校選びのポイント ほか)
著者等紹介
宇野彰[ウノアキラ]
筑波大学元教授、発達性ディスレクシア研究会理事長、NPO法人LD・Dyslexiaセンター理事長。医学博士。言語聴覚士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
♪みどりpiyopiyo♪
70
ふはー。ハラハラしたり心配したり大きく頷いたり。ちょっと涙が出ちゃったよ。■40人学級に3人もいるのに「誰も気づけない障害」。原因が分からず辛い思いをしている人が、大人も子供も沢山います。あなたの身近にも必ず居るよ☆ ■誰だって賽の河原が続いたら心が折れるよね。頑張っても出来ない事を頑張らせ続けるのは百害あって一利なし。「教育的に無駄であるばかりか人生に影を落とす行為」をうっかり誰かに強いたりしない為にも「自分の知らない障害や病気が世の中には沢山ある」って皆んなに知って欲しいです☆ (2020年)(→続2020/09/17
さおり
40
前作の長男フユくんに加えて、長女ナツさんも発達性読み書き障害であることがわかった今作。前作は千葉リョウコさんのマンガが主なコミックエッセイって感じだったと思うんだけど(違うかな、、、記憶が曖昧)、今作は宇野彰さんが書いた文章がほとんど。基礎知識、彼らのためにできるサポート、将来に向けて、など。はー。難しかったり泣けたり、いろんな方向から攻めてくる本でした。本棚を見たら前作がなくて、どうやら売っ払っちゃったようなので、近々もう一度買って読み返そうと思います。2022/04/11
くるぶしふくらはぎ
24
出会う人が理解することが大切。困りごとを、ほっておかない。何故なのか、正しく理解すること。生きづらさの解消は、周囲の大人の責任。2021/02/14
ゆるりは
16
発達性ディスレクシア、または発達性読み書き障害についての本。まんがと文章で交互にわかりやすく説明。文字の読み書きに他人より時間がかかり困難を感じる人やその周囲の人は、読んでみて損はないと思いました。日本では40人クラスなら3人はいるとの事。努力しても苦手なものは苦手で、苦手は誰にでもある。苦手な事は避けられるなら避けるべき、という著者の言葉が印象的でした。2022/03/26
あおい
11
字が読めない書けないディスレクシアは何となく知っていたけれど、英語だけが特にできないなど発達性読み書き障害の症状にもいろいろあるんだと勉強になりました。普通に出来ると思われている事が出来ないのは周りに理解されにくく悔しい思いをすることも多いのだろうな。2023/01/09
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