内容説明
名門大ラグビー部出身の酒田公男は、就職が決まらず、恩師の伝手で神奈川の私立櫻木学院高校の臨任体育講師の枠にもぐりこむ。そこで若い新理事長から、ラグビー部の立ち上げと花園出場を命じられ、背水の陣で挑むことに。なんとか集めた部員は個性的かつ素人ばかり。しかし酒田の粘りやクレバーな主将、トンガからの留学生などのおかげで、チームの力はアップしていく。部員たちの変化していく姿が涙と感動を呼ぶ最高の青春小説!
著者等紹介
花形みつる[ハナガタミツル]
神奈川県生まれ。『ゴジラの出そうな夕焼けだった』(河出書房新社)でデビュー。『ドラゴンといっしょ』で野間児童文芸新人賞など受賞歴多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ジロリン
8
「新設ラグビー部で花園を目指せ!」…ムチャ振りをされた大学を出たばかりの臨時教員。部員集めに奔走するも集まった部員は一癖も二癖もある生徒達。そんな彼(教員)と彼ら(部員)が、練習や試合、はたまた様々なトラブルを乗り越える内、どんどん「ワンチーム」になっていく様に心打たれる。部員が抱える個々の事情や悩みも丁寧に描かれ「んなわきゃないだろ!」という非現実感もなく予選を勝ち進み…青春部活モノの熱さ切なさに加え、ちょっぴりのラブロマンス要素までw盛り沢山な物語を大いに楽しめた♪<ラグビー観戦入門書>としても最適。2019/11/24
hasami1025
7
ワールドカップにあやかって何気なく読んでみたら、、、大正解!!久々に熱いスポーツ小説を読みました。難を言えば、こんなところで終わらず、黒高戦や酒田先生他のその後も書いてほしかったです。2019/10/02
だいゆー
3
(^^2019/09/25
トールマン
1
△2019/11/05
トニー
0
みんなの大好きな青春小説 たのしかった2020/10/29