プラスチック・スープの地球―汚染される「水の惑星」

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プラスチック・スープの地球―汚染される「水の惑星」

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  • サイズ A4判/ページ数 136p/高さ 29cm
  • 商品コード 9784591163757
  • NDC分類 K519
  • Cコード C8051

出版社内容情報

今や、海だけでなく、土壌、空気にまで蔓延しているマイクロプラスチック。地球は、プラスチックごみに覆われた、まさに「プラスチック・スープ」状態です。プラスチックが普及しはじめて現在にいたるまでわずか70年の間に、本来の地球とはまったくちがうすがたになってしまいました。このままで、生き物は生きていけるのでしょうか。私たちが向きあうべき現実とは? 私たちがとるべき行動とは? 環境問題の「今」を考えます。
●地球はプラスチックの惑星
1.夢のプラスチック/2.海を漂うプラスチック/3.細かくくだけていくプラスチック/4.プラスチックに覆いつくされる地球/5.プラスチックであふれる地球
●地球からプラスチックをなくすために
6.プラスチックから生まれるアート/7.信念と希望のはざまで/8.感動を生むアイディア/9.やるなら今しかない/10.新しい時代が動きだした

内容説明

私たちが知るべき現実が、ここにある。私たちがとるべき行動を、考える。プラスチック・スープとは地球の海や土壌、空気までもがプラスチックに覆いつくされて引きおこされる環境問題。国連環境計画(UNEP)は、プラスチック・スープを、「世界中で取りくむべき最も重要な環境問題のひとつ」としている。

目次

地球はプラスチックの惑星(夢のプラスチック;海を漂うプラスチック;細かくくだけていくプラスチック;プラスチックに覆いつくされる地球;プラスチックであふれる惑星)
地球からプラスチックをなくすために(プラスチックから生まれるアート;信念と希望のはざまで;感動を生むアイディア;やるなら今しかない;新しい時代が動きだした;プラスチック・スープの日本)

著者等紹介

アビング,ミヒル・ロスカム[アビング,ミヒルロスカム] [Abbing,Michiel Roscam]
政治学者。2011年からアムステルダムのプラスチック・スープ財団(PSF)で、プラスチック・スープの解決に向けて積極的に取りくんでいる。PSFのウェブサイトで科学的調査と現在の状況について報告している他、オランダやその他の国ぐにでプラスチック・スープについて講演を行っている。また、著作も数多くある

藤原幸一[フジワラコウイチ]
生きもの写真家、作家。秋田県生まれ。日本とオーストラリアの大学・大学院で生物学を学ぶ。その後、野生生物の生態や環境に視点をおいて、世界中を訪れている。学習院女子大学・特別総合科目「環境問題」講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

87
第一章ではプラスチックによる海の汚染やその原因、第二章では汚染に対する取り組みが衝撃的な写真とともに紹介されている。住んでいる近くに海があるのでその汚染状況を見たことがあるがほんとうにひどい。誇張でもない。砂をすくってよく観察するとマイクロプラスチックがいっぱい。レジ袋や発泡スチレンも同様だ。思うにこの海こそ世界遺産だと思う。この先どのような取り組みを行うのか地球の生物の行く先の鍵だと思った。海が近くになくても河川を見ても同様だと思う。とにかく何から手をつけて良いものか。必読の書・・・・図書館本2020/01/18

アナクマ

28
ラクダの胃から52kgのプラ。漁網をまとう若いアザラシ。ここ数年で目にすることが増えた、静かでショッキングな写真の数々。すべてのトピックを1-2ページにまとめた大型本。前半は絶望、後半にわずかな希望?。見出しに目を通すだけで概要がよくわかり…そしてうんざりする。◉いちばん目を引いたのは地味な一枚。顕微鏡で見たナノプラスチック。大きさは10000分の1ミリ以下。まさにスープ。全ての生き物に配られるのにどれくらいの時間がかかるだろうか。◉このごろ、ペットボトルの消費量が増えてしまった。2021/01/21

りらこ

20
衝撃的でありかつ説得力のある写真の数々。綿棒に絡ませて漂うタツノオトシゴ。網に絡まって命を落とした海亀。首輪のように網を絡めて座るアザラシ。人工物と自然。プラスチックによって、生活・生命を脅かされた自然の生きものたち。脅かしているのは、私たち人間の日々のいとなみの積み重ねなのである。生産効率の良さ、ハンドリングの利便性、一度きりの使い捨て。目先の利便性を進歩と捉えて、その道を突き進んだ私たち人類の責任は重い。否が応でも自覚して行動を起こさない限りプラスチック惑星となって、滅亡の道を進み続けるのだ。2020/02/11

ケニオミ

14
作られると非常に細かくなるがなくなりはしないプラスチック。そのプラスチックのせいで、海はプラスチック・スープ状態だそうです。カメがクラゲと間違って食べたりして死んでいることは知っていましたが、本書で知る現実はひどすぎます。自分はできるだけプラスチック製品を使わないように、使う場合は使用後リサイクルするように心がけていますが、それでも限界があります。極言すれば、プラスチックは生産を中止するべきです。便利な製品なのでそれは無理とは思う方ばかりでしょうが、本書を読めば翻意するかもです。是非ご一読を!2019/12/23

ネジとサビ

5
プラスチックだらけの現実をまず知り、今どんな取り組みがなされているかにも言及されている。ルビも振ってあるから、小学中学年から読めるかな2020/02/24

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