ポプラ文庫ピュアフル<br> この夏のこともどうせ忘れる

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ポプラ文庫ピュアフル
この夏のこともどうせ忘れる

  • 深沢 仁【著】
  • 価格 ¥704(本体¥640)
  • ポプラ社(2019/07発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 268p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784591163436
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「夏・高校生・二人の関係の変化」をテーマに描く短編集。思わせぶりなタイトルにのせて送るムーディな物語たち。

内容説明

高校三年、受験生の圭人は塾の夏季合宿に参加し、学校で同じクラスの香乃と同室になる。苦手なグループにいる相手を窮屈に感じていたが、眠れない夜を過ごすうち、圭人は香乃にある秘密を知られてしまう―「空と窒息」など書き下ろし5編。夏休みという長い非日常、いつもと違う場所で出会い、交流する二人。暑さに眩む視界と思考の中で、変わっていく関係を描く。記憶に濃い影を落とすような青春小説。

著者等紹介

深沢仁[フカザワジン]
第2回「このライトノベルがすごい!」大賞優秀賞受賞作『R.I.P. 天使は鏡と弾丸を抱く』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えんちゃん

64
『ふたりの窓の外』がまだ図書館になかったのでこちらを先に。深沢さん初読み。高校生たちの夏の断片を切り取った5つの青春物語。どこか秘密めいて刹那的で危うくて。夏の熱にほだされた衝動と切なさにドキドキ。中でも『生き残り』がとても良かった。『好き』フィルターはたくさんあったほうが絶対得をする、は名言!追いかけたい作家さんが増えました。2025/04/07

papapapapal

48
特定の友人と共に過ごす高校生たちの夏休み。旧知の仲ではなく、急速に発展するどこか不健全な関係性を描く。時が経てば夢だったのかもと記憶が曖昧になりそうな夏の日々がノスタルジックで、全てがセピア色っぽくて映画みたい! 小4の夏祭りから毎年続く秘密基地での花火鑑賞を描いた『宵闇の山』と、チャラい系女子高生の本気の恋『生き残り』が好み。『生き残り』の彼女、自分が若い頃なら苦手だと感じたはずだけど、今となってはその全力投球加減が羨ましい。 全話とも、最後まで描き切らない終わり方も好き!2025/05/01

たまきら

45
社会人の自由時間と、高校生の自由時間って、同じ60分だとしても密度が違う。言葉の軽さや、同時に軽いはずの言葉の重みも違う気がする…。もう二度と経験したくない10代のもどかしい時間を思い出しました。最初の20年ってなんでこんなに乗り越えるものが多いんだろ。2023/08/03

❁Lei❁

41
高校生たちの、ほんの一瞬の夏のできごとを描いた短編集。どの作品も二人だけの関係にスポットを当て、短くも濃密な物語に仕上がっています。高三の勉強合宿で同室になった二人の男子が、眠れない夜にとある秘密を共有する「空と窒息」がお気に入りです。二人の空間が真空パックされたみたいになって、外の音は何にも聞こえず、相手の指先のかすかな動きに敏感になり思わず息を止めてしまう。そんな読み心地でした。思春期のわけのわからない苦しさと、誰かに救ってほしいという切実さが読者の喉を締める、ちょっとビターな青春小説です。2024/07/29

ブルちゃん

40
これは良かったと。まるまる一冊良かった🥹その中で、特にひとつめのお話「空と窒息」は息を呑む、ヒリヒリする。綱渡のように危うくて、没頭した、好きすぎた!あの夏の時間、思い出になってしまわないでと願う切なさも、思い出になって薄れていくんだろうなという時間の経過も、どちらにも思いを馳せて、わたしの心はめちゃくちゃギューッとなりました。。確実に濃かったひと時を、鮮明に切り取る作者様、めちゃくちゃすごいなって。帯に桜庭さんがいたことも嬉しかった😍2025/07/10

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