出版社内容情報
１６歳の子供たちはひとつの街に集まり始めた。まるでなにかに引きつけられるかのように・・・。謎を追う女医・麗火が知ることになる、１６歳たちの秘密、その街に隠された歴史、そして、すべてを覆う衝撃の真実とは！？新感覚のファンタジック・ホラー。衝撃と感動の結末。日本ホラー大賞受賞第2作！！
内容説明
１６歳の子供たちはひとつの街に集まり始めた。まるで何かに引きつけられるかのように…。謎を追う女医・麗火が知ることになる、１６歳たちの秘密、その街に隠された歴史、そして、すべてを覆う衝撃の真実とは！？新感覚のファンタジック・ホラー。衝撃と感動の結末。
著者等紹介
伊島りすと［イジマリスト］
１９４８年東京都生まれ。別名義で群像新人賞、『ジュリエット』で日本ホラー大賞をそれぞれ受賞する
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かりなあんな
4
全然わからなかった。上下巻にわたる長い作品だけど，内容薄っぺらだし（テーマは重いけど）つめこみすぎじゃないの？2010/09/02
sena
2
１６歳の少年少女。顔がそっくりな彼らは次々と死んでいく。魅力的な設定なのに、全てがほのめかすだけで終わってしまい、よくわからないままというのが正直な感想。ホラーというけれど、怖さよりも血が腐っていく描写のグロテスクさの方が強い印象でした。2011/02/05
ё/ri
1
伏線回収を期待して、どんどん謎の部分がつながって飛行少女ってワードが出て来たときは、来た！と思ったのだが、最後が謎でした。2013/05/11
リカ
1
とにかく読むのに時間がかかった。上巻では医療用語、下巻では原爆。難しい用語ばかりだったけど上巻はﾐｽﾃﾘｰなのかﾎﾗｰなのかと期待して下巻に入って、ラスト数十頁に差し掛かった所で『ん？この話まとまるか？』と、予想通りラストはモヤモヤ、すっきりしません。飛行少女の話にするか、羊の子の話にするか、どっちかにしたら良かったのに。2013/04/12
ダグラスまま
1
下巻になって話が原爆やら戦争、空を飛ぶ少女にからんできた。伏線がたくさん敷かれて、どう回収するのかなぁと思ってたけど、私はなんとなくしっくりこなかったなぁー。筆者なりの原爆、空を飛ぶ少女に対する答えが欲しかったかも。最後の木の話はわたし好みで好きです。解決したい問題のあるときは、内容を把握し、考え、木に足を生やす方法を考えること。女医さんの名前が、麗しい火、というのも原爆に絡めて付けたのかなーと思いました。2011/04/28
