ポプラ新書<br> 平成最後のアニメ論―教養としての10年代アニメ

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ポプラ新書
平成最後のアニメ論―教養としての10年代アニメ

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  • サイズ 新書判/ページ数 356p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784591162392
  • NDC分類 778.77
  • Cコード C0274

出版社内容情報

『まどマギ』が切り拓き『君の名は。』の大ヒットとともに幕を閉じつつある2010年代アニメの総括。近畿大学の講義本、完結。

内容説明

2010年代アニメ論の金字塔!絶望少女系、なろう系、グループアイドルもの、終末もの、ポストハードSF…『まどマギ』が切り拓き、『君の名は。』の大ヒットとともに幕を閉じつつある2010年代のアニメは、どのようなジャンルを生み出し、いかなる「世界観」を描き出してきたのか。本書は主要7作品を分析すると同時に、その全体像を総括する。「週20本以上の深夜アニメ視聴」という本気すぎる受講条件で話題を呼んだ近畿大学の講義本、堂々の完結!

目次

第1部 あの世とこの世(『君の名は。』―夢の民主化と「ディス」しないコミュニケーション;『鬼灯の冷徹』―生死の境界が喪われた時代に現れた鬼たち)
第2部 かわいいと怖い(『メイドインアビス』―ハードな世界観と一〇年代のキャラクター論;『けものフレンズ』―アニメが描く、サピエンス全史から人工生命まで)
第3部 戦争と宇宙(『幼女戦記』―「萌え」の新境地と大戦間ものブーム;『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』―一〇年代ガンダムが辿り着いた祈りとしてのアニメ;『シドニアの騎士』―ポストハードSFの誕生と遠い未来学)
あとがき―教テンアニメ、そして二〇年代へ

著者等紹介

町口哲生[マチグチテツオ]
文芸評論家。専門は哲学・現代思想。近畿大学では映像・芸術基礎、映像・芸術論、現代の社会論を教えている。著書、翻訳書他、論文・書評など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

akihiko810/アカウント移行中

16
近畿大学の「映像・芸術論2」を担当している町口哲生氏のアニメ論考。印象度B  アニメはそれほど観てないので、観た「君の名は。」の項を読んだ。新海誠の過去作との比較や、東日本震災との関連性を論じるが、それほどオリジナリティのある主張とも思えず、普遍的な論考に終始したかのような印象を受けた。 「けものフレンズ」の項もざっと読んだが、私が未見の「けもフレ」の謎を解きながら論考していて、面白かった。2021/01/08

ニョンブーチョッパー

10
★★★★★ あとがきにもある通り、表紙の「双子のアンドロイド」のイラストは素敵すぎる。圧倒的な解析、分析、解釈が素晴らしい。後半の『幼女戦記』『オルフェンズ』『シドニアの騎士』の分析はなんとなく想像がついたけれど、前半の『鬼灯の冷徹』『メイドインアビス』の「和」と絡めた解析が興味深かった。今後のものシリーズを続けていってほしい。『幼女戦記』はTVアニメ見なかったけれど、原作読んでみようかな。2019/11/13

チューリップ

6
大学の講義の内容を書籍にしたものらしいので思っていたよりも真面目に色んな方向に考察していて興味深かった。理系な分野はよんでもちゃんと理解出来なかったのが残念だな。何百万年とかそれくらい遠い未来だけどオスがいなくなるっていうのは知らなかったので読んでいて一番印象に残った所だった。この本はシリーズ?の3冊目らしいので前の2冊も読みたくなった。2019/12/16

いりあ

6
近畿大学の「映像・芸術論2」を担当している町口哲生氏の著書。「教養としての10年代アニメ」の最終巻。前作の延長線上にある学問として、「アニメ」をポップカルチャーの結節点と考え、各作品に含まれる情報を手がかりに現実とリンクさせつつ、ポップカルチャー全体へ話が展開してます。また前前著のように作品自体にも踏み込んでおり、集大成的な内容になっています。本書で取り上げた作品に含まれる情報を紐解くには、宗教、アイドル論、社会構造、社会情勢、歴史など幅広い知識が必要となります。20年代アニメはどうなるんでしょうか。2019/04/29

乙郎さん

5
まとめるために再読。ある程度しっかりした論文を読んだ後だと、本来ならこの10倍は参考文献必要ではとか、そもそも参考にした文献の信頼度はとか、アニメの権威づけのため他の学問を利用しているのではとかそういった思いもあるけれども、しかし同時にアニメと学問の双方が好きな人間としては、このペダンティズムが楽しめてしまう。足がかりにするには最適な一冊では。2024/02/04

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