夜戦―日露戦争と世界大戦の夜間水上戦闘1904~1944

個数:
電子版価格
¥3,300
  • 電子版あり

夜戦―日露戦争と世界大戦の夜間水上戦闘1904~1944

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年06月06日 05時44分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 384p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784802214834
  • NDC分類 397.3
  • Cコード C0031

出版社内容情報

高速戦艦、巡洋艦、駆逐艦、水雷艇、魚雷艇といった快速の水上艦艇が、夜間、洋上において敵艦隊を攻撃した戦例は、日本海軍の日露戦争・旅順口襲撃を嚆矢とする。
その後、この「小よく大を制す」戦法は、日本・イギリス・アメリカ・ドイツ・イタリアの各国海軍で磨きが掛けられ、魚雷、速射砲、探照灯、通信機器といった装備が開発・改良されるとともに、戦術、ドクトリンが洗練されていった。
各国は多くの失敗や敗北を乗り越えて、その高みに達し、第一次大戦の英仏海峡、第二次大戦の地中海、太平洋戦争のソロモン諸島などにて激闘を繰り広げる。
本書では「夜戦」を軸に、20世紀前半の諸戦争における水上戦闘の起源と発展を紐解いていく。
アメリカの海軍史研究家、ヴィンセント・P・オハラ、トレント・ホーン著・編纂『Fighting in the Dark』の邦訳版。翻訳・訳注は『世界は日本海軍の軍艦をどう見たか』の本吉隆氏による。

内容説明

駆逐艦、水雷艇といった快速の水上艦艇が、夜間、洋上において敵艦隊を攻撃した戦例は、日露戦争の劈頭、日本海軍がロシア旅順艦隊を襲撃した旅順港攻撃を嚆矢とする。夜の暗闇を利用して「小よく大を制す」戦法は、その後、日本・イギリス・アメリカ・ドイツ・イタリアの各国海軍で磨きが掛けられ、魚雷、探照灯、無線機、レーダーといった装備が開発・改良されるとともに、戦術、ドクトリンが洗練されていった。各国は多くの失敗や敗北を乗り越えて新しい技術や戦技を身に付け、第一次大戦の英仏海峡、第二次大戦の地中海、太平洋戦争のソロモン諸島等にて激戦を繰り広げる。本書では「夜戦」を軸に、20世紀前半の戦争における水上戦闘の起源と発展を紐解いていく。アメリカの海軍史研究家、ヴィンセント・P・オハラ、トレント・ホーン著・編纂『Fighting in the Dark』の邦訳版。

目次

序章
第1章 暗闇の中でまごつきながら―日露戦争/1904年~1905年
第2章 挫折した戦術構想 ドイツ海軍と夜間戦闘―ドイツ海軍/1914年~1916年
第3章 英海軍における夜戦戦術と海上戦闘の発展―英海軍/1916年~1939年
第4章 強いられた戦いの中で―イタリア海軍/1940年~1943年
第5章 どうすればそんなにうまくいくんだ?―日本海軍/1922年~1942年
第6章 究極の勝利者―米海軍/1942年~1944年
第7章 「顎」水域の制圧―駆逐艦による夜間戦闘とイル=ド・バ沖海戦―英加独海軍/1943年10月~1944年6月

著者等紹介

オハラ,ヴィンセント・P.[オハラ,ヴィンセントP.] [O’hara,Vincent P.]
過去16冊の本に関与した経験を持つ、カリフォルニア州チュラビスタ在住の海軍史研究者にして作家、共同執筆者および編集者。各種の雑誌や機関誌でも執筆を行っており、その中で2015年度にNaval Institute Press(出版社)における年間最優秀の執筆者として名が挙げられている

ホーン,トレント[ホーン,トレント] [Horne,Trent]
授賞記録を持つ海軍史研究者であり、複合科学を組織設計に応用する第一人者としても知られる。執筆した論文により、米海軍大学の「エドワード・S・ミラー」賞(Edward S.Miller Prize)や、米海軍歴史遺産司令部の「アーネスト・M・エラー」賞(Ernest M.Eller)、海軍作戦部長賞の海軍歴史小論大会で第2位となる等、様々な受賞の記録を得ている。また、Naval Institute Pressにおいては、2018年度の年間最優秀の執筆者にも挙げられている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

MUNEKAZ

11
日露戦争から第二次世界大戦までの各国海軍の水上夜戦への取り組みをまとめた論集。訳注が充実しており、特に日本海軍の章では英語文献に拠った本文に対する良いツッコミになっている。「見えない」中で戦うという無理難題に対する戦闘ドクトリンや艦艇開発の試行錯誤の歴史はなかなか興味深く、技術だけではなくそれをどう運用するかという問題に行きつくのが面白い。レーダーなど電子機器の発達が「見える」ようにしたのではなく、最後にモノを言うのは失敗から学び、最良の決断を下す勇気を持った指揮官と兵士の能力にあるというのが印象に残る。2025/04/30

nizi

6
翻訳本。原著者の日本語資料へのアプローチがほぼ無く、認識に差異がある。訳者の突っ込みもそのあたりに集中しており、ひょっとしたらドイツ人やイタリア人が読んでも言いたいことが出てくるのだろうか。2025/01/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22070238
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品