出版社内容情報
『どうか忘れないでください、子どものことを』をタイトルを変え、新装版として発売。佐々木先生の書籍未掲載原稿を新たに特別収録!
内容説明
没後も愛され続ける児童精神科医があたたかなまなざしでつづる、子どもの心とからだの発達のために大切にしたいこと。悩めるお母さん、お父さんへ、子育てが楽しくなる55のメッセージ。
目次
第1章 母と子どものきずな(人と上手に交われないことほど大きなストレスはありません;はいはいを始めたばかりの赤ちゃんは、いつも見守られながら冒険している ほか)
第2章 家族の中で育つ子ども(いくら抱いても、いくら甘やかしてもかまいません;おじいちゃん、おばあちゃんには、どんどん過保護になってもらいましょう ほか)
第3章 子どもと社会のつながり(「人間関係」そのものが苦手な大人がとても増えています;社会全体の「人間関係」が希薄になってきています ほか)
第4章 親のふるまいと子ども(母親にも父性的なところはあり、父親にも母性的な部分はあるのです;ひとり親でも、子どもが健全に育たないのではと心配する必要はまったくありません ほか)
著者等紹介
佐々木正美[ササキマサミ]
児童精神科医。1935年、群馬県生まれ。2017年没。新潟大学医学部卒業。ブリティッシュ・コロンビア大学児童精神科、東京大学精神科、東京女子医科大学小児科、小児療育相談センターなどを経て、川崎医療福祉大学特任教授。臨床医としての活動のみならず、地域の親子との学び合いにも力を注いだ。専門は児童青年精神医学、ライフサイクル精神保健、自閉症治療教育プログラム「TEACCH」研究。糸賀一雄記念賞、保健文化賞、朝日社会福祉賞、エリック・ショプラー生涯業績賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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