出版社内容情報
大好きだったおばあちゃんが、病気の後遺症で「鬼ババ」になってやってきた!ぶつかりあう家族の、ほろ苦くもあたたかい一歩。小5の夏休みの終わり、あかりの家におばあちゃんがやってきた。明るく楽しい大阪人で、仕事もばりばりやってきたおばあちゃんとの生活を楽しみにしていたあかりだが、脳梗塞の後遺症で変わってしまったのを目の当たりにし……。
老い・変化という現実をつきつけられる怒涛の日々のなか、あかりに芽生える初めての感情――家族って、なに? ぶつかりあう家族が、ほろにがくもあたたかな一歩をふみだす、希望の物語。
高田 由紀子[タカダユキコ]
著・文・その他
おとない ちあき[オトナイチアキ]
イラスト
内容説明
あれ?本当におばあちゃんのせい?わたしはいつだって、だれにだって、いいたいこといえてない気がする。でも、そのほうが平和だし。…平和?最近、わたしの心の中、ちっとも平和じゃないじゃん。ぶつかりあい、変わっていく。少しのほろにがさを残しながら、明日へふみだす家族のものがたり。
著者等紹介
高田由紀子[タカダユキコ]
新潟県佐渡市出身。故郷への思いが深く、デビュー作『まんぷく寺でまってます』などでは、佐渡ののびやかな自然のなかで、葛藤し成長する子どもたちの姿をみずみずしく描いている。「季節風」同人。日本児童文学者協会会員
おとないちあき[オトナイチアキ]
人気イラストレーター。大人向けの小説を中心に、あたたかで透明感ある装画を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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chiaki
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つけ麺部長
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