出版社内容情報
もう教室まで一人で行けるのに……六年生のよりこちゃんは、またぼくを赤ちゃん扱いした! ぼくはもっと自分でできるんだ!もう教室までひとりでいけるのに、六年生のよりこちゃんは、またぼくをあかちゃんあつかいした!
保育園では最年長だったのに、小学校に入ったとたん、最年少になる小学一年生。一年生になったばかりのたっくんは、小学校で「あかちゃんあつかい」されることに憤りを感じています。
一年生でも、小さくても、自分のことはもっと自分でできるんだ!!
上級生や大人が考えている以上に、ぼくは、もう大きい一年生なのだ、という、子どもの誇りを描いた作品です。
周囲が良かれと思ってやっていることでも、小さい子どもは、もっと自分でやりたいかもしれません。
子どものやる気を尊重し、応援する物語です。
いとう みく[イトウミク]
著・文・その他
田中 六大[タナカロクダイ]
イラスト
内容説明
保育園では最年長だったのに、小学校にはいったとたん、最年少になる小学一年生。上級生やおとなが先まわりしてお世話をしてくれますが、そのあつかいは、なんだかあかちゃんみたい…。「ぼくはぜーんぶ、ひとりでできる!」“自分でできる”という、成長するよろこびをえがいた物語。
著者等紹介
いとうみく[イトウミク]
神奈川県に生まれる。作品に『糸子の体重計』(日本児童文学者協会新人賞受賞/童心社)、『空へ』(日本児童文芸家協会賞受賞/小峰書店)など多数。幼年童話からYAまで、精力的に執筆している。季節風同人
田中六大[タナカロクダイ]
東京都に生まれる。多摩美術大学大学院修了。童話の挿し絵、絵本、漫画など、多方面で活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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みつばちい
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