出版社内容情報
日本の子育てはなんでこんなにツラいのか?育児の「なぜ?」を最新科学で解き明かす!大反響を呼んだNHKスペシャルの書籍化。
NHKスペシャル取材班[エヌエイチケースペシャルシュザイハン]
NHKエンタープライズ[エヌエイチケーエンタープライズ]
内容説明
“育児を科学”してみたら、揺れ動くママの心にも、赤ちゃんの行動にも、すべて理由があった。心が楽になる、幸せ子育ての教科書。
目次
1章 ママたちが非常事態!(ママの脳は出産すると変わる;子育てが楽しくない ほか)
2章 なぜうまく育てられないの?(夜泣きの理由は胎児期にあった!;未熟な脳を持ち生まれてくる人間の宿命 ほか)
3章 夫へのイライラが止まらない(助け合いたい夫になぜイライラ?;愛情ホルモンがイライラの原因!? ほか)
4章 イクメンの最新科学(育児で男も脳が変わる!;パパの育児で家族の絆が深まる ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
はな
37
図書館本。NHKスペシャルも見た上で本書を読みました。テレビで言っていたことをさらに深める意味でも読んでよかった。夜泣き、人見知り、イヤイヤと母親が必ずと言ってもいいほど当たる壁を科学的な見解が参考になりました。未熟な脳の子どもが成長するために人見知りもいやいやも起こっているのだと分かれば、それですぐ解決にはならなくても、少しは気持ちにゆとりが出るような気がします。子育ては弧育てになっている日本。人間は人とつながりながら子育てをする生き物なのだということがもっと分かれば少しは楽になるのかなって思います。2017/02/26
zoe
24
出産、子育てを経験すると、脳の30か所以上で肥大が見られる。原始的な子育てを観察、毎年出産が可能な理由として、集団での子育てを実践したことが挙げられる。チンパンジーは本能で、子育てができるわけではない。集団の中で生活することで、出産や子育てを学習する。胎児は、母親の活動が低下し酸素消費が少ない夜に、活動が上昇する。そのまま、赤ちゃんは夜中に活発となる。抑制機能の発達は、子供の未来の成功にとって必要。学習法が肝要。末子0-2歳で離婚多い。子育て環境、ホルモンバランス、冷静に考えるべき。子育ての幸せ。2019/06/23
縞子
20
イヤイヤ期真っ最中の子どもをもつ身としては、日々疲れ悩み中。怒らないで育てるのがいいとか言われてる今、かなり心が軽くなりました。夫へのイライラも、私悪くないんだ!(笑)でもちょっとしただけで、アピールすごいのやっぱり腹立つんです…2017/04/09
ネギっ子gen
16
NHKスペシャル番組の書籍化本。出自故に画像が多く、大事なポイントは赤文字で書かれ、科学の知見が多く難しげな内容をフォローする。番組の提案者・小林ディレクターの企画書【世の男たちよ!戦う運命に生まれたのは、あなたたちだけではない。家に帰れば、床に散らばる夕飯の残骸、寝室から聞こえる子の絶叫と、妻の鬼のような恫喝。「何なんだよ。家にいる時くらいゆっくり休ませてくれよ……」……そうはいかない。これからじっくり説明しよう。あなたの子が「生物史上、最も育てづらい生命体」であり、あなたの妻がどんな過酷な戦い(略)】2019/10/21
カナコ
15
NHKの番組を見逃したので、本の方を読んでみました。まさに今5歳と1歳の子育て中の私にはドンピシャの本。この本は育児本ではないし、これを読んで解決するってわけではないけれど、すごく気持ちが軽くなる!私だけじゃないって思える。現代のママたちに勇気と希望を与える本だと思う。読んでよかった!2017/02/13




