出版社内容情報
●短く本質をついた問題で算数の基本ポイントを総整理
● 図や表をふんだんに使ったわかりやすい解説
● 中堅校受験生の総整理と難関校受験生の基礎力整備に最適の一冊
本書の対象読者本書の利用には2通りの方法がある。1つは、難関校を目指す受験生が小学校5年生の後期から、難問にとりかかる前に一通り典型的問題をマスターしておきたい場合。もう1つは、先ほどもふれたが、中堅校を目指す小学校6年生が、2学期頃から最終的なチェックにとりかかる場合である。どちらの場合も、 様々なタイプの良問や考え方に一通りふれるのが上達の秘けつという、理にかなった勉強をすることになる。この逆が、基本問題集から、受験問題集まで手あたりしだい解いてみたが、ポイントの理解が散漫になり、ぬけおちたポイントも多かったという勉強法だ。こうした「手あたりしだい」方式が、いかに効率が悪いかはいわずもがなだ。
本書の構成
●第1部:基礎講座 2ページ×5
●第2部:典型題の演習 40テーマ各6~8題
●第3部:テーマ演習 12項目
●第4部:入試問題精選
からなっており、インデックスが4ページついている。
このインデックス機能が充実しているのは、「自分の苦手な項目、やりたいタイプの 問題」がさっと出てくるような問題集を作りたいという著者の強い希望によるもので、こうしたきめ細かい配慮も、この著者ならではの特色といえるだろう。