出版社内容情報
ゼゼーの話し相手は、引っ越し先の庭にあった、スイートオレンジの木。感受性豊かな少年の、傷ついた心と優しさを描いた感動作!
内容説明
小さなゼゼーは、いたずら悪魔。見つかるたびに、しかられる。親友になったのは、裏庭の小さなスイートオレンジの木。クリスマスなのに、どうしてぼくだけひどい目にあうんだろう。夢の世界から現実の世界へ、感受性に満ちた少年の成長の物語。ブラジルの国民的作家、ヴァスコンセーロスの半自伝的名作!
著者等紹介
ヴァスコンセーロス,ジョゼ・マウロ・デ[ヴァスコンセーロス,ジョゼマウロデ] [Vasconcelos,Jos´e Mauro de]
1920年、ブラジルのリオデジャネイロ市近郊に生まれる。貧しくも本好きな子ども時代をすごし、医学部に進むが中断。ブラジル各地を旅しながら、ボクシングのコーチ、小学校教師をはじめとし、多種の仕事を経験する。作家となってからも、ジャーナリスト、放送作家、画家、俳優などさまざまな分野で活躍した。代表作『ぼくのオレンジの木』は、米国、ラテンアメリカ、ヨーロッパの国々、韓国、中国、トルコ、タイなどで翻訳出版され、数多くのTVドラマ、映画、演劇となっている。1984年にサンパウロ市にて死去
永田翼[ナガタタスク]
東京都立大学大学院(社会学専攻)中退。中国で生まれ、日本で育ち、米国を経由してブラジルに流れ着く。ブラジルの居心地のよさが気に入り、サンパウロに在住。これからは文化の時代だと考え、ブラジルに日本の漫画、アニメを持ち込んだ
松本乃里子[マツモトノリコ]
ブラジル文学翻訳家。上智大学外国語学部ポルトガル語学科卒業。1990年代より国際理解教育・子どもの権利に関する活動。その後サンパウロに移住。翻訳のほかに専門分野として、イラストレーション、色彩心理ワークの活動をおこなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Willie the Wildcat
帽子を編みます
はる
頼ちゃん
けむりの猿c((•ω•))ɔ