出版社内容情報
遣唐使船で唐へ渡り密教を修め、日本に密教をもたらした真言宗の開祖!弘法大師こと空海の、波乱の生涯を描く!
内容説明
命を賭けて日本に密教を伝えた“弘法大師”の生涯!!
目次
第1章 真魚
第2章 入唐
第3章 空海と最澄
第4章 高野山開創
第5章 入定
空海を知るための基礎知識
著者等紹介
加来耕三[カクコウゾウ]
歴史家・作家。1958年、大阪府大阪市生まれ。1981年、奈良大学文学部史学科卒業
静霞薫[シズカカオル]
小説家・評論家・漫画原作者。現在は、滋慶学園グループ名誉教育顧問として、大阪コミュニケーションアート専門学校・東京コミュニケーションアート専門学校・名古屋コミュニケーションアート専門学校・福岡デザインコミュニケーション専門学校・仙台コミュニケーションアート専門学校などで、マンガ科・コミックイラスト科・ライトノベル科の学生指導にあたっている
早川大介[ハヤカワダイスケ]
まんが家・イラストレーター。1977年、静岡県生まれ。1999年、東京コミュニケーションアート専門学校卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たまきら
36
日本の仏教史で必ず登場する空海ー弘法大師さま。はずかしながらお遍路さんに興味を持ったときに「へえ、四国の人だったんだ」ぐらいの認識しかなく、くわしく一生を読むのは初めて、という自分。育ちも良く将来を約束されていたような秀才が出家してしまうことを残念がる家族と、死と向き合い真に人を救う方法を求めて仏教を選んだ空海(空と海…すごい名前だよなあ)さん。唐への過酷な旅、唐での学びっぷり…伝説かもしれないけれどその優秀っぷりを見ると、この人きっと他のキャリアでも成功したろうなあ…とか思っちゃいました。2022/11/07
あーさん☆GWは墓参りをハシゴしました。暑くてバテました。
29
分かりやすい。2018/02/06
nbhd
14
空海さんって、スーパースター感がハンパない。国の官僚をめざす高IQの超エリートが仏教と出会い、中国に留学してマジックパワー(呪術的な力)もマスターしちゃう。中国長安までの道のりは険しいもので、スポーツ万能なかんじするし、しかも「書」も一級品(弘法も筆の誤り、大谷の三振)。比較対象としてはヘンかもしれないけど、万能人間としては、レオナルドダヴィンチっぽさがあると思った。多くの作家を引きつけてきたような「スゴイ何か」があることを読んで強く感じた。2024/09/30
nbhd
12
仏教ラヴァーとして、そのうち空海さんを研鑽してみたいと思っていて、この本はその下敷きに。高校日本史で「テンサイ・シンクウ(天台宗最澄・真言宗空海)」と暗記してたくらいの知識で読んだので、マァ新鮮。最澄さんと空海さんって、そういう関係だったのね、と。…空海マンガは奥が深そうで、それこそ最近売れてるぽい「阿吽」とか最澄空海マンガだったのね、と初めて知ったり、尊敬するジョージ秋山大先生も「弘法大師空海」っていうのを描いてたりして…ひとまず漫画で研鑽だなぁ。2018/12/02
kaorin
4
小5の娘が買った本。2019/10/11