内容説明
ティラノサウルスのむれのボス、ゼスタと心やさしいセラの子としてうまれたトロンは、ゼスタのようにはやくつよくなりたいとねがいますが…。「ティラノサウルス」シリーズはじめての幼年童話。1年生から。
著者等紹介
宮西たつや[ミヤニシタツヤ]
1956年、静岡県生まれ。日本大学芸術学部美術学科卒業。作品に、『おまえうまそうだな』(けんぶち絵本の里大賞)『あいしてくれてありがとう』(けんぶち絵本の里大賞びばからす賞/以上ポプラ社)『おとうさんはウルトラマン』(けんぶち絵本の里大賞びばからす賞)『帰ってきたおとうさんはウルトラマン』『パパはウルトラセブン』(ともにけんぶち絵本の里大賞/以上学習研究社)『うんこ』(けんぶち絵本の里大賞びばからす賞)『大きな絵本にゃーご』(第38回造本装幀コンクール展読書推進運動協議会賞)『おっぱい』『きょうはなんてうんがいいんだろう』(講談社出版文化賞絵本賞/以上鈴木出版)『ふしぎなキャンディーやさん』(日本絵本賞読者賞/金の星社)など多数ある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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紅(mokomoon)
16
購入☆ 宮西さんの絵本が映画になりました。そのお話。 文字ばっかり?と思ったけど、ちゃんと絵本要素もあって、読み聞かせにも使えそう。 ティラノシリーズ集大成かなとても良かった。 2015/06/06
退院した雨巫女。
13
《書店》トロンは、いい両親がいてよかった。両親みたいな立派な恐竜になってね。2015/08/10
たまきら
12
擬人化していようがなんだろうが、泣けるものは泣けます…。映画になってるんですね…。2015/08/18
こかげ
11
トロンが父さんも母さんも死んでしまい、ひとりぼっちになるところから始まるなんて、なんてひどい本だと思った。 トロンが敵討ちに向かい、返り討ちに合い、川に流されてからは、自分よりずっと弱い友達から、『あきらめちゃだめだよ!』と『いっしょうけんめいいきないとだめ!』という大事なことを教わる。 出会いと別れをくりかえしながら、トロンは故郷へ戻り、故郷を溶岩から守りきる。 そして最愛のひととの信じられない再会。トロンは再び幸せになったのだった。愛のリレーのような童話。トロンの友達のその後が書いてあるのもうれしい。2023/10/22
のり
11
絵本でなく読み物。強さとは何か、優しさとはどういうことか伝わるお話。ティラノサウルスシリーズ。2017/09/03