アマゾンがこわれる

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  • サイズ B5判/ページ数 79p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784591141694
  • NDC分類 462.62
  • Cコード C0095

出版社内容情報

地球最後の楽園、アマゾンの豊かな森が消える? 気鋭の生物ジャーナリストが見た雄大な自然と人間の業をありのままに描く!

地球最大規模!
生きものたちの最後の楽園が消える?

ジャガーの瞳は私たちに問うている。
「真の豊かさとは何か」
壊れいくアマゾンを見て、あなたは何を思いますか?

誰よりもアマゾンの自然を愛し、
環境破壊という人間の業と向きあい続けてきた
気鋭の生物ジャーナリスト・藤原幸一が見た、
地球最後の楽園の「今」とは――。

アマゾン源流への旅
アマゾンとは?
人類が南米に降り立った日
ヨーロッパ人たちの上陸
地球最大、そして地球最後の熱帯雨林
次々と発見される新種の生きものたち
土を食べるインコ
優先される経済、大規模な石油開発
毎日サッカー場3000個分の原生林が消えていく
止まらない地球温暖化と異常気象
小さな地球

内容説明

「嘘じゃない!誇大妄想でもない!」このまま経済活動優先の自然破壊が続けば、人間の生活も絶対に立ち行かなくなる。環境破壊という人間の業と向き合い続ける気鋭の生物ジャーナリスト藤原幸一が見た、アマゾンの今がここにある。

著者等紹介

藤原幸一[フジワラコウイチ]
生物ジャーナリスト/写真家/ネイチャーズプラネット代表。ガラパゴス自然保護基金(GCFJ)代表/学習院女子大学非常勤講師。秋田県生まれ。日本とオーストラリアの大学・大学院で生物学を専攻。グレート・バリア・リーフにある海洋研究所で研究生活を送る。その後、野生生物の生態や地球環境問題に視点をおいた生物ジャーナリストとして、南極、北極、アフリカ、熱帯アジア、南米などで精力的に取材を続けている。NTV「天才!志村どうぶつ園」の監修も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Mijas

16
2014年10月発行なので最新のデータだと思うが、本書によると毎年約4万種もの生物が絶滅しているという。原生林の消失はとどまるところを知らない。アマゾンの風景と動植物の写真だけでなく、伐採された後の畑や牧場の写真も掲載されている。衝撃だったのは、石油がもれ出し、黒い塊となってカカオ畑の中に放置されている写真。中国がエクアドルで油田開発を急速に進めているという。活字が少なく物足りなかったが、著者の問いかけである「人間はどこに向かっているのか」を考えてみたくなる本。2015/01/24

月をみるもの

11
乾季の終わりに本流からはかなり離れたところ (Port Velho) に行ったので、この本にあるようないわゆるジトジトの熱帯密林って感じではなかった。元気なうちに南極とアマゾン側本流流域は行ってみないとな。。2022/09/28

遠い日

7
藤原幸一さんの写真を求めて。美しく珍しい生きものたちの宝庫。彼らを生かして来たのは、豊饒の地。別の意味で、人間にとってもまたアマゾンは豊饒の地。無限にあるかのように錯覚した資源は今や環境破壊の一途。動物、植物ともに、アマゾンの生きものが変われば、人の世界も変わってしまうとなぜわからないのか。危機を訴え続ける藤原さんのことばは重い。2017/02/07

chatnoir

4
アマゾンに魅せられる人がいて当然な写真が多数。やっぱり猫科の動物は素敵。幼鳥の時には恐竜みたいに翼の先に爪があるツメバケイって、初めて知った。これ以上こんな生き物たちの住処をなくしたくないっていう思いと、自分たちはそれを犠牲にして豊かで文化的な生活をしているっていう負い目のジレンマを感じる。2015/01/12

カネコ

4
2014/11/18

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