出版社内容情報
弓の道、剣の道と交わる茶の道とは――? 曲者揃いの茶人達に翻弄されつつ成長する主人公を描く大傑作青春エンタテイメント第二弾!
弓の道、剣の道と交わる茶の道って、何――?
曲者ぞろいの茶人たちに翻弄されつつ成長する
弱小家元Jr.の奮闘を痛快に描いた
大傑作青春エンタテイメント、第2弾!
弓道、剣道、茶道を伝える坂東巴流の家元Jr.友衛遊馬、19歳。
弱小流派を継ぐのを厭って家出中の身ながら、ようやく茶の湯に目覚めた――
かと思いきや、なぜか比叡山の〈天鏡院〉で修行中?
一方、弟行馬を巻き込んだ宗家巴流の跡継騒動や、
お目付け役カンナの結婚話にも、新たな展開が……。
めっぽう面白くてじんわり泣ける大傑作青春娯楽小説、待望の第二弾!
〈解説・大島真寿美〉
松村栄子(まつむら・えいこ)
1961年静岡県生まれ。筑波大学第二学群比較文化学類卒業。
90年『僕はかぐや姫』で海燕新人文学賞を、92年『至高聖所(アバトーン)』で芥川賞を受賞。
著書に、『雨にもまけず粗茶一服』(ポプラ文庫ピュアフル)、『ひよっこ茶人、茶会へまいる。』(朝日文庫)、
『京都で読む徒然草』(京都新聞出版センター)などがある。
共著『明日町こんぺいとう商店街』(ポプラ文庫)には、本シリーズのスピンアウト短編を収録。
京都市在住。
風にもまけず粗茶一服
一、若様御籠山(わかさまごろうざん)の段
二、風呂焚飯炊(ふろたきままたき)の段
三、越谷百射(たににまたがりゆみやのけいこ)の段
四、三十三間堂柳由来(さんじゅうさんげんどうやなぎのゆらい)の段
五、本朝椿姫(ほんちょうつばきひめ)の段
六、蟠十色苧環(わだかまるといろのおだまき)の段
七、深山晩春嵐(みやまになごりのはなふぶき)の段
八、不啼峡不如帰(なかぬたにまのほととぎす)の段
九、薫風茶婚式(かぜかおるちゃこんしき)の段
十、表裏京屏風(いずれがおもてかきょうびょうぶ)の段
十一、山賊茶会(さんぞくちゃかい)の段
十二、身替伝授(みがわりでんじゅ)の段
雪にもまけず粗茶一服
一、如月夜籠の茶事(きさらぎよごめのちゃじ)
二、弥生の花所望(やよいのはなしょもう)
三、霜月名乗りの茶会(しもつきなのりのちゃかい)
解説 大島真寿美
内容説明
弓道、剣道、茶道を伝える坂東巴流の家元Jr.友衛遊馬、19歳。弱小流派を継ぐのを厭って家出中の身ながら、ようやく茶の湯に目覚めた―かと思いきや、なぜか比叡山の“天鏡院”で修業中?一方、弟行馬を巻き込んだ宗家巴流の跡継騒動や、お目付け役カンナの結婚話にも、新たな展開が…。めっぽう面白くてじんわり泣ける大傑作青春娯楽小説、第二弾!
著者等紹介
松村栄子[マツムラエイコ]
1961年静岡県生まれ。筑波大学第二学群比較文化学類卒業。90年『僕はかぐや姫』で海燕新人文学賞を、92年『至高聖所(アバトーン)』で芥川賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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