出版社内容情報
まだ見ぬ地への強い憧れ、愛しい人を慕い敬う気持ち。全60日、歌とともに万葉の地を旅する一冊。古典の勉強や文字の練習にも。
内容説明
土地にゆかりの歌をなぞって60日。地図、現代語訳、脚注、ひと文字アドバイス付き。
目次
第1部 大和(初瀬・桜井;山の辺の道 ほか)
第2部 大和周辺(河内;摂津 ほか)
第3部 東海・東国・越路(三河;遠江 ほか)
第4部 山陽・四国・筑紫・山陰(菟原・敏馬;播磨・淡路 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
garyou
2
万葉集が苦手だ。これを克服するには書いてみるしかない。そう思って六十日間ほぼ毎日このテキストの文字をなぞり続けた。なぞっている間はほとんど効果を感じなかった。ところがその後角川ソフィア文庫の万葉集を読んでみたら、以前のような抵抗を感じないではないか。するする読める。この本のなぞり書きをやったことは無駄ではなかった。土地土地にちなんだ歌を紹介していて、それぞれその地域の地図がついているものの、歌に出てくる場所がどこなのかわかりづらいのはなんとかならないのかなあと思った。2025/06/16
コスモス
1
字の練習がなければ、なかなか読まないと思うので、良い経験になりました。ホンワカする恋のうたが素敵。2024/07/18