出版社内容情報
山おくのやしきに、おそろしく大きなかいぶつがいる。みんなが、かいぶつより大きくおそろしくなろうと、かたまっていくと……。
内容説明
もりのおくに、おそろしいかいぶつがすむといわれる、ふるいやしきがあった。あるとき、ことりがそのやしきにまよいこんだら、「うわあ、でたー。かいぶつがくいついたよーっ。」と、ことりは、にげてにげてにげて、もりのみんなに、どんなおそろしいかいぶつかをはなした…。
著者等紹介
木村泰子[キムラヤスコ]
1948年、神奈川県に生まれる。日本デザインスクールに学ぶ。絵本作品多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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中玉ケビン砂糖
49
、これはねえ……、幼いときはよく意味がわからなかったんだけど、成長してからわかる怖さ、絵本はあまり読まないが、これがトラウマナンバーワンかな……、、、2014/12/02
小夜風
22
【図書館】読むまで忘れていましたが、これ子どもの頃に読んだ!凄く懐かしくて何だか嬉しくなりました♪「ぱっくんおおかみのえほん」ってことだけど、おおかみは出てこなかったよ?可愛らしい絵だけど、何だか悲しいお話。2015/08/31
テンちゃん
17
何だかちょっぴり悲しい作品。まあまあの作品。☆3.52015/09/06
み
12
タイトル通り、融合してしまう本。みんなのそれぞれの意識はどうなってしまうのだろう。不思議な感覚を覚えた本でした。2021/05/07
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
12
ことりが見たかいぶつ退治に行くために、みんなでひとつにくっつき大きなかいぶつを演じているうちに、だんだん1つになってしまった!やがて本物のかいぶつに…。かいぶつになっても一緒にいることりはどんな気持ちだったのだろうか?2019/04/25