出版社内容情報
簡単につくれて、栄養たっぷり! 身体がととのうスープ全83品
料理研究家の藤井恵さんが、親にごはんを届けていた経験から生まれた「長生きスープ」。
本書では、野菜を丸ごと使う「ポタージュ」と、下味をつけた肉や魚を使う「下味冷凍スープ」の2種類を紹介します。スープづくりに便利な「玉ねぎ麹」のレシピも掲載。
〈長生きスープの特徴〉
■塩分控えめでもおいしい
スープならいつでもアツアツをいただけ、香りや色も楽しめます。塩分控えめの優しい味わいだから、高齢の方や身体が弱って食欲がない方も、無理なくおいしくいただけます。
■手順がシンプル
つくりやすさを考えて、レシピは面倒な工程を省いて、できる限りシンプルに。野菜の形状や切り方も、いちばん素材のおいしさを引き出せるように工夫しています。
■一品で栄養たっぷり!
忙しい日々の中で何品もつくるのはハードルが高いもの。スープなら、一品つくるだけで栄養がとれるから、無理なく続けられます。
■保存が効く&届けられる
冷凍保存もできるので、高齢の親や単身赴任の夫、進学や就職でひとり暮らしを始めた子どもなど、離れて暮らす家族の健康を守る「お届けごはん」としても活用できます。
※本書は2021年1月に発売した『身体に優しい長生きスープ』を再編集し、新たにレシピを追加したものです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とよぽん
48
86歳で亡くなったお母さんの食事をめぐって、藤井さんが栄養の摂りやすさ、調理の簡単さを追究。あまり食べられなくなっても、スープの色や香り、食感などを工夫して。「おわりに」で、藤井さんは「大切なのは、食べる楽しさやうれしさを盛り込むこと。できれば、心の栄養にもなるような味わいがいい。」と書いていらっしゃる。慈愛に満ちた料理研究家の言葉だ。食べることはよりよく生きることに直結するのだから。紹介されているスープは、どれも素材や味付けがシンプルで作り方も簡単。2024/04/18
たまきら
43
一人暮らしの義母の体調が心配なので、色々レシピを考えています。簡単で、水分が取れて、温まれる。スープって本当にありがたいです。藤井さんの麹技・玉ねぎ麹は調味料としても優秀なのでは(未挑戦)。ご自身で実践されているんだな…と身近に感じられる、作りやすくバラエティに富んだレシピ集です。読み友さんの感想を読んで。2024/05/28