出版社内容情報
認知症の母と共に生きる家族の心の葛藤、悲しさ、混乱、喜びを通して、かけがえのない生命のぬくもりを伝える感動の詩とエッセイ。2
内容説明
「本当は認知症の母に私が支えられてきたのです」。詩人・藤川幸之助がつづる、胸ゆさぶる感動の言葉。
目次
母からの手紙(手の温かさ;家族;消しゴム;少年と母と;こころ)
人生の贈り物(母への思い;母が認知症を患った頃;父の死;長崎に連れてくる;妻の死;よく眠る母の毎日)
著者等紹介
藤川幸之助[フジカワコウノスケ]
詩人・児童文学作家。1962年生まれ。長崎大学教育学部修士課程修了。日本児童文学者協会会員。認知症の母に寄り添いながら、いのちの尊さや障害に対する理解、思いやる心の大切さを伝える講演や執筆を続け、認知症についての理解を広める活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。