ポプラ文庫<br> おとぎ話の忘れ物

個数:

ポプラ文庫
おとぎ話の忘れ物

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2022年01月21日 17時33分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 117p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784591129159
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

『忘れ物図書館』には世界中の不思議なおとぎ話が収められていた。画家・樋上久実子のイラストをモチーフに作家・小川洋子が紡ぎだし

内容説明

「何の遠慮もいりません。元々は忘れ物なのですから」。キャンディー屋の中に設えられた『忘れ物図書室』。部屋には世界中の不思議なおとぎ話たちが収められていた…。画家・樋上公実子のイラストをモチーフに、作家・小川洋子が紡ぎだした残酷で可憐な四編の物語。

著者等紹介

小川洋子[オガワヨウコ]
1962年、岡山生まれ。早稲田大学卒業。『揚羽蝶が壊れる時』で海燕新人文学賞受賞。『妊娠カレンダー』で芥川賞受賞。『博士の愛した数式』で読売文学賞・本屋大賞受賞。『ミーナの行進』で谷崎潤一郎賞受賞

樋上公実子[ヒガミクミコ]
1963年、東京生まれ。関西学院大学卒業。イラストレーターとして活躍。書籍の装画も数多く手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

133
小川洋子のおとぎ話と樋上公美子の絵によるコラボレーション。この本の成り立ちは、絵が先にあって、それに小川洋子が文章を付けたものであるようだ。そのせいばかりではないが、ここでは明らかに絵が主役だ。樋上公美子の絵は、いずれもエロティックで色鮮やかな画面に、ほんの少しシュルレアリスムのタッチをきかせたもの。小川洋子のおとぎ話は残念ながら、いつもの何かわからないような恐怖感がない。最後の白鳥の物語は出典が不明だが、他は「赤ずきん」などの、いずれもよく知られた童話。どうやら彼女の本領は翻案では発揮されないようだ。2013/02/27

風眠

122
グロテスクで、美しくて、残酷で、どこか甘い。小川洋子が織りなすおとぎ話と、樋上公実子が描く少女は、どこか蠱惑的で、ほんのり危険な香りがする。ほんの少し後ろめたいような、けれど踏み込んでしまうような。杏、蜂蜜、白バラ、珊瑚、たてがみ、羊水・・・あらゆる味を詰め込んだスワンキャンディー。ひとつ口に入れて、忘れ物のおとぎ話の世界へ。狂乱、悲劇、恋、復讐、愛、そしてその末路。じんじんと毒が効いてくるような、残酷で可憐な物語たち。赤ずきん、アリス、人魚姫、そしてスワンキャンディーに戻るラスト。涙色のリボンが切ない。2018/02/13

Hideto-S@仮想書店 おとなの絵本 月舟書房

114
毛皮のコートに赤ずきん。コートの下は一糸まとわぬヌード。少女なのか大人なのか見極めが難しい女性像……多分両方なのでしょう。捧げ持つのは狼の首。凄惨な物語の予感。樋上公美子さんの絵をモチーフに小川洋子さんが描いたおとぎ話の世界は可憐で妖艶、やさしくて残酷、清純で官能的。異なる要素が絶妙に混じりあった大人の童話でした。静かな狂気が漂う『ずきん倶楽部』、神経症的な少女のモノローグで綴られる『アリスという名前』、人魚姫への一途な思いを遂げる『人魚宝石職人の一生』、愛とは与えること『愛されすぎた白鳥』の4篇を収録。2014/12/16

ユメ

102
ひっそり佇むキャンディー店の奥にある[忘れ物図書室]。そこには忘れ去られたおとぎ話が保管されていて、美しいスワン型の容器に入ったキャンディーを味わいながら読書できるという。魅力的なモチーフに恍惚としながら椅子に座り、いそいそとキャンディーを選ぶ。そして本を開くと、可愛らしいおとぎ話が…と思ったら大間違い。凄まじい狂気。正直なところ、グロテスクは苦手だ。しかし、この本には「残酷さは美しい」と否が応でも納得させられる吸引力がある。読み終える頃には、舌の上で甘美に転がっていたキャンディーが、鉛玉へ変わっていた。2015/02/27

りゅう☆

101
小川糸さんと勘違い(^^;)ほのぼの系かと思いきや、残酷さとグロさに衝撃を受けた。忘れ物図書室でおとぎ話の忘れ物を読む。『ずきん倶楽部』会長が被った赤ずきんは血に染まって胃液のにおいがする。だって赤ずきんは狼に食べられたから。『アリスという名前』=蟻巣。蟻が巣を作る様は鳥肌モン。人魚姫を慕ってた『人形宝石職人の一生』は復讐と受け止めていいよね。スワンキャンディー<湖の雫>の由来の『愛されすぎた白鳥』ってなんともマヌケ…。樋上さんの絵ってここまでおっぱいの露出は必要?でもだからこそ強烈な印象を受けたけどね。2018/11/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/4671450

ご注意
リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。