出版社内容情報
原子力発電のしくみと問題点を、わかりやすく解説。現在までにおきた原発事故の原因やその影響についても、正しく理解できます。
目次
はじめに 原子力発電ってなんだろう
原子力発電のこれから
原子力発電と火力発電のちがい
原子力発電に使われるウラン
核分裂のしくみとウランの濃縮作業
日本の原子力発電
沸騰水型軽水炉のしくみと特徴
加圧水型軽水炉のしくみと特徴
原子力発電の問題点
放射性廃棄物の処理・処分
核燃料サイクルとはなに？
プルサーマルとはなに？
原子力の軍事利用
原子力発電所の安全対策
世界でおきた原子力発電所事故
日本でおきた原子力施設の事故
福島第一原子力発電所の事故
原子力発電所の建設から廃炉まで
著者等紹介
舘野淳［タテノジュン］
核・エネルギー問題情報センター事務局長、元中央大学教授。１９３７年旧奉天市生まれ。東京大学工学部応用化学科卒業。工学博士。元日本原子力研究所研究員。元日本科学者会議エネルギー・原子力問題研究委員長（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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haruno
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『よくわかる原子力とエネルギー』の第２巻。原子力発電のしくみや種類、これまでおきた事故等についてまとめられています。小中学生向けの入門書なので簡潔です。福島の原発事故で、日本のエネルギー政策が大きく見直しが迫られている中、原子力発電について、しっかり知っておきたいと思い、読んでみました。「低レベル、高レベル放射性廃棄物の処理や処分」の問題、「高速増殖炉」「プルサーマル」などについての基本的な部分がよく分かりました。やはり、『トイレなきマンション』ですね。また地震の多い日本での安全性の確立も？？？？です。2012/08/26
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