内容説明
ベストセラー『生協の白石さん』5年ぶりのやさしいお悩み相談室。新入社員からニートまで、いろいろな若者たちから寄せられた、オトナの悩みに答えます。
目次
1 生活の章(新人の心得;初の一人暮らし ほか)
2 新人の章(勉強したい;初任給で ほか)
3 お仕事の章(先輩との相性;UFOは来ない? ほか)
4 いろいろの章(転勤が多い;出世が憎い ほか)
著者等紹介
白石昌則[シライシマサノリ]
1969年東京都生まれ。信州大学卒業後、早稲田大学生活協同組合に入職。2004年12月から東京農工大学消費生活協同組合工学部店で「ひとことカード」を担当。ユーモラスな返答がインターネットで紹介され注目を集める。そのやりとりを収録した書籍『生協の白石さん』はベストセラーに。2008年、異動により東京農工大学生協を離れ、現在は東京インターカレッジコープ目白店店長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しんごろ
190
学生からうってかわって社会人バージョンの生協の白石さん!白石さんの当たりの柔らかさ、トンチのきいた回答が実に巧いです(^^)社会人なので、切実な質問ばかりでしたが、白石さんの優しさが回答にあらわれて、勉強になりますね(^^)ちょっとしたほっこりするビジネス書です(^o^)2016/04/08
へくとぱすかる
171
こんどは社会人対象。とはいえ、回答の絶妙さにも油が載ってきた感じ。5年経った分、ギャグの増量感あり。言語感覚はすばらしいですよね。できることなら生協取り扱い商品を、もっとおすすめしてほしいものです。冷凍食品なんていかがでしょう。すばらしい解凍に期待。(←白石さんの影響)2016/04/15
ひめありす@灯れ松明の火
129
東京農業大学生協には白石さんが居る。その後転勤されて、会いに行ける生協の白石さんではなくなってしまったけれど、誰にとっても変わらず温かいんだかとぼけているんだかわからない生協の白石さんです。単位とかテストとか、品揃えに対する要望とか後白石さんからの販促とかが無くなってその分世知辛い質問ばっかりになってしまってちょっと残念な気がします。もっと秘密の花園を覗いているような、あの感じが楽しくて好きだったのに。だけど明日は9月1日月曜日。多分1年で一番辛い月曜日だ。だからこそ、ツキがあると信じて一日励みましょう。2014/08/31
愛
100
白石さん、とにかくお上手です! 「neetになるなら、もう一山越えて人とmeetしよう」「月曜出勤にはツキがある」などなど、とても凡人の私には考えられないようなユーモア溢れる回答の連続でした。どの回答からも質問者のことを思う優しい気持ちがひしひしと伝わってきました。質問にちゃんと答えながらも、生協のアピールをそっと添えるのもお見事。ふざけたように回答しながらも、人生の糧となるような深イイことを教えてくれる白石さん。素敵ですね。2014/11/08
再び読書
92
相変わらずユーモア満載の問答集です。今回は社会人相手にも流石の白石さんです。嫌味にならず謙虚に洒落が利いて、自分もこんな気の利いた返しが出来たらと思いますが、余裕がないぼくには無理だろう。人としての姿勢が勉強になります。2014/06/03