内容説明
動物のお医者さんになったドリトル先生は、アフリカのサルたちの病気をなおすため、イギリスから出航します。でも、アフリカでは、先生をつかまえようとする王たちや、猛獣たちがいて、困難と危険がいっぱい。世界中の子どもたちに親しまれている名作。
著者等紹介
ロフティング,ヒュー[ロフティング,ヒュー]
1886年、イギリスに生まれる。鉄道技師として働き、のちに作家を目指して執筆活動を始める。第一次世界大戦中に、ロフティングが戦地から自分の子どもたちにあてて書き送ったイラストつきの物語が、その後『ドリトル先生』として出版された。1947年、死去
小林みき[コバヤシミキ]
1968年、大阪府に生まれる。英米文学翻訳家。東京女子大学卒業。慶應義塾大学大学院修士課程修了。シモンズカレッジ(米国マサチューセッツ州)大学院修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たまきら
20
娘の保育園の同級生がいて、お母さんがすごくいい人で、双子(男女!)の兄妹もすごく面白いやつらで。いつも「小学生って人生は大変なんだよ」という話を具体例を出して教えてくれて、勉強になってる。で、アイフォンの使い方やラインの使い方を教えてくれて、ついでにこの本を貸してくれた。ああ!私も大好きだった、この話!と二人でニッコリ。お母さま、夫公認で素敵な男の子とラインできるなんて光栄だわ、あはは。2017/10/27
のん@絵本童話専門
1
ドリトル先生という動物を愛し、動物語をマスターした世界一の獣医さんが、病気のサルを治すためはるばるアフリカまで動物たちと旅をします。中学年~ 長男がドリトル先生を読みたいと言ったので嬉しい!しかし岩波少年文庫は息子が文字の小ささに耐えられないので悩んでいたところ、出会ったこちらのポプラ社版。内容は一緒ですが、文字の大きさがやや大きめ。アニメイラストではなく、名作の質を落とさず、かつ現代語なので岩波少年文庫よりはるかに理解しやすい読みやすさ。しかし黒人差別の指摘がある箇所はばっさりカットされています。続く→2022/11/13
yu@ka
1
小4息子読了。一度は読ませたいと購入。面白かったそうですが、シリーズで読み進める気持ちは今のところないようです。2017/12/19
turnstiles
0
☆☆☆☆2017/08/26
kiti
0
映画「ドクター・ドリトル」の原案にもなった作品。第一次世界大戦に出征した作者が戦地から我が子たちへ送った手紙に記されたものとは思えない、ほのぼのとした心温まる物語。自分用の本を読み終わり、読むものがなかったので子供用に借りたものを暇つぶしに読んだが、他のシリーズも読みたくなった。挿絵はロフティングによるもの?素朴な鉛筆画が話に合ってる。2012/05/24